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宇治拾遺物語 河出文庫

Kou Machida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309420998
ISBN 10 : 4309420990
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

腹筋崩壊。煩悩切除。「こぶとりじいさん」こと「奇怪な鬼に瘤を除去される」のほか、「鼻がムチャクチャ長いお坊さん」「雀が恩義を感じる」など、白眉の面白さで知られる説話集から33篇を収録。エロ坊主、最高にいい女なども登場し、心の動きと響きを見事に捉えた、おかしくも切ない古典新訳の金字塔。

目次 : 道命が和泉式部の家で経を読んだら五条の道祖神が聴きに来た/ 奇怪な鬼に瘤を除去される/ 伴大納言のこと/ 中納言師時が僧侶の陰茎と陰嚢を検査した話/ 源大納言雅俊が童貞の僧に鐘を打たせようとしたら…/ 小藤太が娘聟に驚かされた話/ 利仁将軍が芋粥をご馳走した/ 鼻がムチャクチャ長いお坊さん/ 卒塔婆に血が付いたら/ 藤大納言が女に屁をこかれた/ 絵仏師の良秀は自分の家が焼けるのを見て爆笑した/ 雀が恩義を感じる/ 小野篁の才能/ 平中が本院侍従にやられる/ 範久阿闍梨は西に背を向けなかった/ 楽人である家綱と行綱が兄弟互いに騙しあった/ 新妻が平仮名の暦を作って貰ったら大変なことになった話/ ある僧が出された料理を盗み食いした話/ 三条中納言が節制を試みた/ 長谷寺に籠もった男が利得を得た〔ほか〕

【著者紹介】
町田康 : 1962年大阪生まれ。『くっすん大黒』でドゥマゴ賞、「きれぎれ」で芥川賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • H!deking

    くふふ、おもろ。これは電車とかで読んだらあかんやつですね。町田康が宇治拾遺物語を現代語訳したらこうなりました。めっちゃわらける。

  • ペグ

    いつもの町田節に乗っかって。下品で遠慮など全く無くて反省の色皆無。教訓も無し。おもしろ😃呵呵大笑👍

  • shio

    宇治拾遺物語はお下劣卑猥な話も多くてびっくりするくらいだけど、古人の明るくユーモラスで快活な力強さを生き生きと感じます。それを町田康が訳すんだから、そりゃあ面白いに決まってる!持ってる原文と比較しながら楽しみました🎶こぶとり爺さんやわらしべ長者、舌切雀の元ネタや、芥川龍之介も題材にした鼻・芋粥・絵仏師良秀など。町田版は「絵仏師の良秀は自分の家が焼けるのを見て爆笑」して「ばはははは」。「いっやー、これは期せずして儲けものだったなあ。いままでは全然あかんかったけど、これからはもうバッチリやんか」「おほほ」

  • shikashika555

    平台に積んであったものを衝動買いしましたがこれは電車では読めぬというか人前では読めぬ(笑)。 何なれば私までこんな下品であけすけでミもフタもない書物を好む人間だと思われる恥ずかしさからである。 元々不思議でおかしな面白い小話を拾い集めて800年ほど前に出た本を、この現代に 奇才 町田康が翻訳したもの。 面白くないわけがない。でもちょっとぶっ飛びすぎだ。いやでも面白い。こんな下品な翻訳でも笑わされてしまう。抗い難い。 結局家でこっそり読みました😂 800年経っても古びない洗練された?煩悩の数々、笑える。

  • 凛風(積ん読消化中)

    『宇治拾遺物語』だもの。しかも、町田康だから、想像通りですわ。電車の中で読むのにちょうど良かった。楽しめました。

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