Books

川路利良 日本警察をつくった明治の巨人 中公新書ラクレ

Kouzo Kaku

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121508072
ISBN 10 : 4121508076
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan

Content Description

武家の末端に生まれながら、幕末の動乱で名を上げ、明治日本の新国家樹立に参画。自らの命を賭して警察機構を作り上げ、「大警視」まで上り詰めた男。その激動の生涯。警視庁創立150年。

目次 : 序章 幕末の動乱(与力・川路正之進/ 「貧乏に負くるこっが恥でごわす」 ほか)/ 第1章 新国家の樹立をめざして(薩英戦争で得たもの/ 文久の政変 ほか)/ 第2章 戦火の中の新政府(比志島抜刀隊の誕生/ 大政奉還から王政復古の大号令へ ほか)/ 第3章 東京警視庁の誕生(官軍、方向を転ず/ “川路の睾丸”の由来 ほか)/ 第4章 “大警視”の生と死(相相次ぐ長州人の汚職/ 征韓論争と川路の立場 ほか)

【著者紹介】
加来耕三 : 大阪市生まれ。歴史家、作家。奈良大学卒業後、同大学文学部研究員を経て、現在は著作活動のほか、テレビ・ラジオ番組への出演や、番組の時代考証、企画・監修に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ジュンジュン

    薩摩の人。下級武士出身ながら、西郷や大久保の引きもあり、幕末の動乱で出世の糸口を掴む。出身母体が下層の為、軍人にはなれず、警官に。それでも腐らず、視察したフランスの警察制度をモデルに組織確立に尽力。「日本警察の父」と呼ばれる。生涯はよくわかったが、不満点もある。副題にもある”日本警察をつくった”部分。もう少し掘り下げて欲しかった。

  • ゆぅ

    タイトルから連想してしまった「明治の日本警察」に関する部分は後半1/4ほど。それを理解する為、かもしれませんが、薩摩藩や江戸時代の話がとても長い。三国志まで出てきます。 筆者が小説家だからか途中小説染みた文章になっていたり、出典が曖昧な部分があったりで、文章をどこまで信用してよいか不安になりました。一部、筆者の感情が強く表れており、幕府や江藤新平に対して不愉快な表現も。冷静に公平に事実を綴る本が読みたかったです。自分には合わない本でした……。後半、明治5年以降の記述は興味深いので調べてみたいと思いました。

  • Go Extreme

    幕末の動乱:貧乏に負くるこっが恥でごわす 絶体絶命の窮地に追いつめる学問 水戸学より異端な学問 新国家の樹立をめざして:薩英戦争で得たもの 文久の政変 江戸町奉行の誕生 支配違い 八丁堀の実態 薩摩藩の方向転換 戦火の中の新政府:大政奉還→王政復古の大号令 江戸総攻撃中止の真相 東京警視庁の誕生:廃藩置県の実施と奸物・山縣有朋 欧米使節団パリへ 日本の警察制度の始まると戦後 大警視の生と死:長州人の汚職 征韓論争 巡査の理想と実態 大久保の最期と川路の進退伺 二度目の欧州出張 大警視=川路に与えられた肩書

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items