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ISBN 10 : 4168130118
Content Description
柳田国男は詩人、官僚、ジャーナリスト、民俗学者と移動と試行錯誤を続けながら、生涯にわたって、資本と国家を乗り越える「来たるべき社会」を追究していた。その「可能性の中心」がくっきりと浮かび上がる、まったく新しいアンソロジー。
目次 : 第1章 文学と柳田国男/ 第2章 山の人生/ 第3章 島の人生/ 第4章 「大正デモクラシー」を担う/ 第5章 民俗学=史学の方法/ 第6章 日本の歴史/ 第7章 小さき者と言語/ 第8章 死者との交通
【著者紹介】
柳田国男 : 1875年、兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学政治科を卒業し、農商務省に入省。法制局参事官、宮内書記官、内閣書記官、貴族院書記官長などを歴任。日本民俗学の礎を築く厖大な研究を残し、その文業は民俗学にとどまらず、歴史学、文化人類学、宗教学、小説など、今もなお、多大な影響を与えている。62年没
柄谷行人 : 1941年、兵庫県生まれ。哲学者。69年、「“意識”と“自然”―漱石試論」でデビュー。文芸批評から出発しながらも、マルクス、カントなどを論じ、その枠に収まらない根源的思考を展開してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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