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小さいときから考えてきたこと 新潮文庫

Kuroyanagi Tetsuko

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101334066
ISBN 10 : 4101334064
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2004
Japan

Content Description

授業中にちっともじっとしていられなくて、どうやらLD(学習障害)だった(?)子供時代。ロボット犬グレーちゃんとの愉快なテレビ出演、沢村貞子や渥美清等かけがえのない人々との出会い、そして、ユニセフの親善大使としてコソボやアフガニスタンの子供たちに出会ったときのこと。

どんなときも「ほんとうの幸せ」を考えてきたトットちゃんの言葉が心にあたたかく響くエッセイ。

【著者紹介】
黒柳徹子 : 東京乃木坂生れ。東京音楽大学声楽科卒。NHK放送劇団に入団、NHK専属のテレビ女優第一号として活躍。その後、文学座研究所、ニューヨークのメリー・ターサイ演劇学校などで学ぶ。1984(昭和59)年ユニセフの親善大使就任。超ベストセラーの『窓ぎわのトットちゃん』は世界35カ国に翻訳されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    どんな人にも、生きている中で心に残る記憶があります。親や先生から言われた一言、子どもの頃に見送った兵隊さん、大人になって見た理不尽さや美しさ、心の傷や触れた優しさの数々。世間から愉快な面白い人と言われる黒柳徹子さんの、小さいときから考えてきたことが本書に綴られています。自らを冷静に客観的に見つめられる力を持っている人は強い。ある時は母を、ある時は祖父を思い出し、破壊された現実に悲しそうな顔をしている私を慰めてくれる、未来を見つめる子どもたちが目に浮かぶ。何があっても、大人たちの争いに巻き込んではいけない。

  • 優希

    優しい文章で黒柳さんの歩みが描かれていました。小さい頃のことをよく覚えていらっしゃるのですね。チェーホフを読む小学生というのにも驚きです。いつでも本当の幸せを考えるトットちゃんがいるのかもしれません。これからも黒柳さんは色々なことを考えながらご活躍していくのでしょう。

  • テツ

    黒柳徹子さんのキャラクターやメンタリティが好きなのでお書きになった本も楽しく入り込んで読めました。今で言う学習障害だった黒柳さんが歪むことなく自分を卑下することもなく成長出来たのはきっと周囲の方々の優しさのおかげであり、彼女自身もそれを理解して今度は自分が違う誰かに対して受けた全てを返すんだということを人生の根幹に据えているのだと思う。人間が次世代に伝えるのはDNAや遺伝子だけではなく、生き方や優しさという漠然とした大切なものもあるんだなあと再確認。

  • パフちゃん@かのん変更

    黒柳さんの本は『窓ぎわのトットちゃん』以来かな。小さい頃の話を詳しく覚えていらっしゃることにも驚くが、まだ漢字も読めないような小さい頃にチェホフを読むなんてすごすぎる。LD高ADHDだか知らないがきっと天才なのだと思う。素敵な方だ。

  • Aya

    徹子の部屋を本にしたような一冊。漢字全てにフリガナ付きなのは子供達に読んで欲しいという気遣いなのかも。ユニセフ親善大使として内戦が続く危険な地域も勇敢に向かうトットちゃん。彼女の原動力は子供の頃の松葉杖エピソードと関係あるのかな?対照的に日常のトットちゃんはしくじりエピソードが沢山。明るく笑い飛ばすところが流石です!

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