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戦争と平和1 光文社古典新訳文庫

Lev Tolstoj

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334754174
ISBN 10 : 4334754171
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

始まりは1805年夏、ペテルブルグでの夜会。全ヨーロッパ秩序の再編を狙う独裁者ナポレオンとの戦争(祖国戦争)の時代を舞台に、ロシア貴族の興亡から大地に生きる農民にいたるまで、国難に立ち向かうロシアの人びとの姿を描いたトルストイの代表作。

【著者紹介】
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ : 1828‐1910。ロシアの小説家。19世紀を代表する作家の一人。無政府主義的な社会活動家の側面をもち、徹底した反権力的な思索と行動、反ヨーロッパ的な非暴力主義は、インドのガンジー、日本の白樺派などにも影響を及ぼしている。活動は文学・政治を超えた宗教の世界にも及び、1901年に受けたロシア正教会破門の措置は、今に至るまで取り消されていない

望月哲男 : 1951年生まれ。北海道大学名誉教授。ロシア文化・文学専攻。『アンナ・カレーニナ』でロシア文学最優秀翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ずっきん

    さあ、行くぜ。若い頃、見栄だけで読んだ(流した)本書。全然面白くないよトルストイ←こいつをこの歳まで引っ張ってました。ついこないだ晩年の作(イワンイリイチ&クロイツェルソナタ)に衝撃を受けてからの再選書のため(本作は初期)ちょと不安もあったがなんのその。まだまだ紹介序章といったとこだが、いや、面白い。フラグをバンバン立てて面々が次から次へと登場。言わずと知れた名作だもん。さあさあ、この立てまくったフラグをガッシガッシとへし折ってくれい。翻訳がイワン〜と同じ望月氏というのも僥倖。光文社ありがとうっ!

  • molysk

    ナポレオン戦争下のロシア帝国。5つの貴族家を中心に、物語は進む。散財と放蕩、財産への渇望、快活な子どもたち、病床の老人、出征を決意する当主。各家がそれぞれの情景を見せたのち、若者たちは戦地へと向かう。英雄ナポレオンに率いられた精鋭フランス軍。撤退と反攻を重ねるロシア軍に、アウステルリッツの戦いが迫っていた――。身重の妻を残して戦場へと赴く、高潔なアンドレイ。凡庸な庶子と見くびられるも、莫大な財産を受け継いだピエール。ナポレオンの侵攻に立ち向かう数多くの人々を描いた、叙事詩を思わせる壮大な物語が幕を開ける。

  • 南北

    19世紀ロシアを描いた雄大な小説。以前北御門訳と藤沼訳で既読。「我々の祖父たちが喋るばかりか考えるのにも使っていたエレガントなフランス語」を使うロシア貴族がフランスと戦うことができるのかが通奏低音となっている。過去に何回も翻訳されてきたこの作品で第1編2章のリーザの産毛はこれまで「上唇」に生えているとする翻訳しかなかった(ドジョウじゃないのだから「上唇」はないでしょう)が、今回はじめて「鼻下」と訳されたのはよかった。人物のちょっとしたところを捉えてその人物を的確に描写していくところに感心した。

  • kazi

    まさに偉大な小説ですね。令和となった現代においても新訳に取り組んでいただける翻訳者や出版社があることに感謝です。訳が改まって非常に読みやすくなったと感じました。本を開けばそこは19世紀ロシア。ピエール、アンドレイ、ニコライ、名前を上げ始めればキリがない、多くの興味深い登場人物たち。人は何を想いどこへ向かって生きていくのだろうか?真に偉大な行為とは?人生の意義とは?登場人物たちの魂の遍歴を追いかけながら、多くの事を考えさせられます。アウステルリッツ会戦前、アンドレイは何を想う?第二巻へ続く・・。

  • たかしくん。

    望月訳が出たことを知って、思わず購入!相変わらずの丁寧で品もある訳かと。初巻のその前半は、ロシアの上流社会の人間模様が様々に描かれる。アンドレイやらピエールとか主要人物が揃うまでに、随分と時間をかけるところがトルストイらしい!なんともまあ、欲と見栄が随所に見栄隠れする平和な貴族社会にも、ナポレオンの台頭でざわついてくる。そして、後半はオーストリア近辺を舞台のする戦場がメインの舞台。物語はまだまだ始まったばかりです!(笑)それにしても、訳の分かり易さと登場人物の書かれた親切なしおりに、随分と助けられてます。

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