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1まいの がようし

Mago Nagasaka

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251099600
ISBN 10 : 4251099605
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

ガーナのある村で、子どもがゴミ集めをしてお金をもらう。1日働いて、日本円で約20円。絵描きになりたい3人の子どもたちは、そのお金をそれぞれどう使ったか。「経済」と「夢」と「情熱」の、さらに先にあるものを見てみたい!

【著者紹介】
長坂真護 : 1984年生まれ。路上画家として世界各国へ旅をするなか、2017年6月に訪れたガーナで、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。「我々の豊かな生活は、こうした犠牲のもとに成り立っている」という真実を世界へ伝えたいと決意し、現地の廃材を取りいれた美術作品の制作をはじめる。その売り上げで1000個以上のガスマスクをガーナに届け、現在はリサイクル工場の設立のほか教育や農業にも力を注ぎ、持続可能な経済活動を目標とした事業を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    未来につながることに時間とお金を投資しよう、というメッセージは好きですが、画用紙を選ばなかった子たちの人生が悪いわけでもないと思うんです。子供が子供でいられて、その日をフルに楽しむことが素晴らしい。創造が金銭的、政治的成功につながるのが本当にめざすべきことなのかなあ…とちょっと胸が痛くなりました。

  • aiaimo`olelo

    ゴミで溢れたガーナのとあるスラムに住む子ども達。先進国が捨てた廃棄物を集めるお手伝いをすると一日で約20円のお金がもらえる。そのお金で大きくておいしいキャンディーが1つ買える。そこに現れた絵描き。約20円で画用紙が買え、絵も教えてもらえる。さあ、子ども達はどうする?  人生が大きく変わっていくのはこうしたほんの些細なきっかけ。1つの水滴が水面に落ちた波紋で終わるか。大きなウェーブになっていくか。 チャンスの使い方というものを描いた絵本なのだろうけど、運の怖さも伝わってくる。子に読み与えたいかというと迷う。

  • くるぶしふくらはぎ

    ガーナの子供たちに、お父さんの手伝いを1日して払われる給金が20円。そこを訪れた絵描きが、1枚20円の画用紙を買わないか、そこに絵を描かないか、と持ちかける。迷う子供たち。さあ、どうする? 日本昔ばなしに「わらしべ長者」があるが、それとは本質は違うんですよね。お金の増やし方、文化・文明の本質、物質主義か精神を重んじるか…。読後、「ああ、よかったね」では終わらないモヤモヤとした憤りすら覚える。怒りの源は、この絵本批判ではなく、もっと大きなものに対してなのか、自分自身に対してなのか、咀嚼が必要です。

  • しぃ

    そもそもそんなに貧しい街で子どもの絵がそんなにバンバン高額で売れるのか?という疑問に囚われた。実際にモデルがあったと書いてあって驚き。生活の糧をどう学ぶのかは大切なことだけど、子どもが絵を描くという行為が遊びではなくなってしまうことはモヤる。子どもが子どもらしく居られる世界はものすごく狭いのかもしれない。

  • おはなし会 芽ぶっく 

    著者の体験からできた実際のおはなし。3人の子どもが描かれていて、成功?したオスマンが主人公なのでしょうが、最初から画用紙を買わなかったベンも1枚だけ買って描いたエルの選択を間違ったとはいえないのではないでしょうか?あとがきを読んでなるほどとは思いましたが、これを成功者というべきなのか・・・ちょっとモヤモヤしてます。

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