SACD Import

Symphony No, 3, : Jansons / Concertgebouw Orchestra, B.Fink, Netherlands Radio Choir, etc (2SACD)

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
RCO10004
Number of Discs
:
2
Label
:
Rco
Format
:
SACD
Other
:
Hybrid Disc,Import

Product Description

Mahler: Symphony No. 3 in D minor
1893-96, revised 1906, K.H. Fussl Edition
Recorded Live Concertgebouw Amsterdam on 3-5 February 2010

Bernarda Fink (mezzo soprano)
Netherlands Radio Choir
Boys of the Breda Sacrament Choir & Rijnmond Boys’ Choir
Royal Concertgebouw Orchestra / Mariss Jansons, conductor

SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

The Royal Concertgebouw Orchestra is steadfastly progressing with its Mahler cycle under the direction of its chief conductor Mariss Jansons. Following the releases of the First, Second, Fifth and Sixth Symphonies, the orchestra now turns its attention to the Third Symphony.
Jansons and his Amsterdam-based orchestra performed the Symphonies Nos. 2, 3 and 8 in the 2009/11 seasons as part of the full, chronological series of performances given by the Concertgebouw Orchestra of Gustav Mahler’s symphonies to commemorate his 150th birthday and the 100th anniversary of his death.
The series is being performed under the direction of various conductors.
Jansons stands out in these performances with an astonishing ear for the minutest of details. Jansons possesses the ability to integrate all into the virtually infinite overarching climaxes that can make listening to Mahler’s symphonies such an exciting experience.

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
7
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
超優秀録音である。これがライブ録音かと疑...

投稿日:2012/12/25 (火)

超優秀録音である。これがライブ録音かと疑うほど個々の楽器にフォーカスがピタリと合い、全ての音にアクセス出来る。このレーベルのディスクの中では、最高の出来だと思う。先日、ヤンソンスはバイエルンのオーケストラと来日し、ベートーヴェン・チクルスで充実した演奏を披露したが、これからも大いに期待したい。

ま〜さん さん | 東京都 | 不明

4
★
★
★
★
★
超絶的な名園である。先日,この組み合わせ...

投稿日:2012/10/25 (木)

超絶的な名園である。先日,この組み合わせが 2010 年に演奏したこの曲のライブの映像が NHK BS Premium で放送されたのを見て,そのあまりに美しい演奏に感動して CD を求めてみたら,これが期待に違わぬ素晴らしい演奏であったので嬉しくなってしまった。この曲は,あらゆる交響曲の中で,私の好きなベスト 10 に間違いなく入っているので,今まで聴いたこの曲の演奏は 10 種類を超えていると思うのだが,その中で1位か2位に入るほどの名演奏であると思う。この演奏の特徴は,優美であり,バランスが良く,歌に満ちていて,とにかくどの瞬間も美しい響きに溢れているところにある。第1楽章の Trombone の solo は,力み過ぎの奏者が多々ある中で,非常に落ち着いた余裕のある演奏である。Mahler ならではの切り裂かれるような大音響も,この演奏では決して絶叫になっていない。とにかく,非常に冷静にこの曲の美しさを出そうとするこの演奏には惚れ惚れさせられる。特に聴きものなのは,第3楽章後半に現れる Posthorn の solo である。この solo は mute を付けた Trumpet で演奏される場合もあるが,響きが損なわれるので是非 Posthorn で演奏して欲しいと思っている。Posthorn は Trumpet と同じ音域を持つので,Trumpet 奏者が持ち替えて吹くのだが,決して吹きやすい楽器ではなく,しかもこの solo には非常な高音まで要求されていて,柔らかくふくよかな音で吹くのは至難の技である。先日の映像では,舞台裏の狭い廊下でモニタに映されている指揮者を見ながら,一人静かに Posthorn を吹く奏者の後ろ姿が非常に気高く,神々しく見えたばかりか,その聴こえてくる音はこれ以上ないほど柔らかく,まるで神の声でも聴いているかのようで,思わず涙ぐんでしまったほどである。まるで Maurice André が蘇って吹いているのではと思わせられるようなこの名手の名前を,残念ながら私は知らないのだが,よほどの奏者に違いあるまい。この solo の演奏で,これ以上の名演を聴いたことはなく,この solo は,忘れられないほどの感動を私に与えてくれた。第4楽章は,Mezzo Soprano の Bernarda Fink の独唱でニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」からの歌詞が付けられていて,第2交響曲の第4楽章 ”Urlicht (原光)” にも現れる ”Oh, Mensch … (おお,人間よ)” という歌い出しで始まるのだが,こうした上から目線の歌詞を歌うには,Christa Ludwig あたりの深淵な声が必要で,この Fink の歌唱は美しいものではあるものの,声にやや奥深さが足りないような気がする。それでも,Harp の音の一つ一つさえも豊かに響かせて聴かせてくれるこの録音は,ヨーロッパ随一と世評の高いロイヤル・コンサルトヘボウ・ホールの音響を伝えて余りあるものである。この交響曲の最大の聴きどころである第6楽章の冒頭部分は,「愛」を描いていると言われるだけあって,あたかも神聖な場所に足を踏み入れてしまったときのような厳粛な始まりを聴かせる。私の好みとしては,John Barbirolli や Kent Nagano のようにもっとむせ返るような歌い出しをしてほしいところであるが,第1楽章から一貫して冷静な演奏を続けてきたのに第6楽章だけそんな始まり方をしてしまっては却って違和感を感じさせてしまうだろう。それにしても,この楽章の冒頭のテーマほど魅力的な旋律は他に聴いたことがない。ロンド形式で書かれているために,この楽章を通じてこのテーマが繰り返し聴けるのは本当に有難い。特に終盤で金管によるコラールが聴こえてくるところは,何度聴いても鳥肌が立ってしまう。最高音への跳躍のときに,1st Trumpet がスラーをかけているのだけが惜しまれるが,この部分は祈りのようでもあり,その祈りに答える神の声のようにも聴こえる。さらに音域が低い方に移って Trombone がこのテーマを吹くようになると,全曲の演奏に 100 分ほどを要したこの曲もいよいよ最後に近づいたのが実感される。曲の最後を飾っているのは何と言っても2セットの Timpani で,主音と導音を ff で繰り返すこの打撃の連続は,圧倒的な説得力で聴く者に生きる勇気を与えてくれているような気がしてならない。ここを1人で叩いているような演奏は,全くこの曲の意図を理解していないと言い切ってよく,ここだけは絶対に2人の奏者で叩かねばならないし,さらにここの Timpani の音が Georg Solti 盤のように痩せてしまっていると,どれほどそこまで名演奏をして来ようと台無しになってしまうのだが,この演奏の Timpani は非常に豊かな音でホールに響き渡っていて,2人の Timpani 奏者が一打ごとに大きなエネルギーを分けてくれているような気がする。指揮者の Jansons は,この長大な曲のどこ一つとしてあざとい演出をしておらず,極めて中庸でありながらこの曲の美点を余すところなく聴き手に提示するという離れ業をやってのけている。これは,先日聴いた Karl Richter 指揮のミュンヘンバッハ管による Bach のマタイ受難曲 BWV.244 の 1958 年の神懸かり的な録音に比肩しうる超絶的に高水準な演奏だと思う。私は今後,この曲を聴きたくなったら真っ先に選ぶのがこの演奏になりそうである。

演奏家歴40年 さん | 山形県 | 不明

7
★
★
★
★
★
このコンビの「巨人」 は最高の名演であり、「...

投稿日:2012/05/12 (土)

このコンビの「巨人」 は最高の名演であり、「復活」 も期待を裏切らない名演でした。私のCD ラックはマーラーだらけでマーラーはもういいやと思っていたのにまた買ってしまいました。内容はやはり素晴らしかったです。コンセルトヘボウのマーラーはやはり特別です。ヤンソンスの指揮も素晴らしい。 この演奏を聴くだけでもヤンソンスが現在マーラーの音楽をよく理解し、マーラーの演奏になくてはならないマエストロだと思えるのですが、ヤンソンス、アバド、ブーレーズ、ハイティンクをマーラーを全く理解していないと100%の確信があるなどと言っている音楽評論家がいるようです。マーラーどころか音楽そのものを理解せずに言葉遊びをしているだけの胡散臭い人物にしか私には思えませんがね。

なかじぃ さん | 大阪府 | 不明

9

Symphonies Items Information

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト