CD

Symphony No.6 : Simon Rattle / Berlin Philharmonic (Live 2018 / Live 1987)(2CD+BD)

Mahler (1860-1911)

User Review :4.5
(7)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
KKC9351
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
+Blu-ray Disc

Product Description


2018年6月ライヴ!
ラトル&ベルリン・フィルによる、マーラー:交響曲第6番
16年間に渡る旅の最後の記録!


2018年6月にベルリン・フィルの首席指揮者を退任したサイモン・ラトルが、本拠地ベルリンのフィルハーモニーで行った首席指揮者として最後のコンサートの模様をおさめたライヴCDと映像が発売されます。
 演目は、1987年にラトルがベルリン・フィルにデビューした時と同じ「マーラーの交響曲第6番」。2002年の就任から16年間という、ひとつの大きなチクルスが閉じるような印象的なプログラムが最後の公演で選ばれました。最初の出会いとなった1987年11月の演奏会は、当時ラトルは32歳、自身も「ただの髪がもじゃもじゃの奇妙な若者だったが、オケはとても友好的に迎えてくれた」と振り返っているように、集中力と気力に満ちた若きラトルだからこその熱演を繰り広げています(この演奏も当アルバムに収められています)。
 ラトルにとってマーラーの第6番は特別な楽曲。1987年のベルリン・フィル・デビュー、そして2005年ウィーン楽友協会大ホールでのベルリン・フィル、ウィーン・フィルの合同演奏会のときと、記念碑的な演奏会で取り上げています。
 ラトルとベルリン・フィルの16年間は輝かしいものでありましたが、決して順風満帆ではなかったでしょう。世界一のオーケストラを率いるということは、たとえ首席指揮者という立場であっても楽なものではないでしょう。本アルバムに同梱されている16年の軌跡を追ったドキュメンタリー映像でもラトルもそのことに言及しています。しかし、ラトルとベルリン・フィルの16年間に渡る旅の最後に待ちかまえていたのは、オーケストラやラトルさえも予想のつかない歴史的な演奏となりました。演奏会のライヴ映像でも、その感動を味わうことができます。
 さらにオリジナルのブックレットには、ベルリン・フィルとラトルのこれまでの記録を含めた写真が満載。ラトルとの16年間を締めくくるに相応しいアルバムとなっています。(写真©Monika Rittershaus)(輸入元情報)


【収録情報】

Disc1(82:15)
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』(I. 23:52/ II. 15:26/ III. 12:50/ IV. 29:53)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2018年6月19,20日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(デジタル 24bit/192kHz/ライヴ)

Disc2(79:31)
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』(I. 23:06/ II. 15:01/ III. 12:23/ IV. 28:33)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:1987年11月14,15日
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 アナログ・テープからのデジタル・リマスタリング

【Blu-ray Disc】
映像:
● コンサート/マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)
 収録時期:2018年6月20日
 収録場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 音声:PCMステレオ(16bit/48kHz)、5.1DTS-HD MA(16bit/48kHz)

● ドキュメンタリー/サー・サイモン・ラトルとベルリン・フィル16年間の軌跡(67分)
 字幕:英独西韓日
 音声:PCMステレオ(16bit/48kHz)

 画面:カラー、16:9、Full HD
 Region All

音声:
● マーラー:交響曲第6番(2018年ライヴ):PCMステレオ(24bit/96kHz)、5.1DTS-HD MA(24bit/96kHz)
● マーラー:交響曲第6番(1987年ライヴ):PCMステレオ(24bit/96kHz)

*ハイレゾ・ダウンロード・コード [192kHz/24bit]
*デジタル・コンサート・ホール7日間無料視聴
 日本語帯・解説付

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Comprehensive Evaluation

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素晴らしいです。私はラトルが好きですが、...

投稿日:2021/03/04 (木)

素晴らしいです。私はラトルが好きですが、やはりラトルのマーラーは特別にいいと思います。Blu-rayに演奏会とドキュメントもついていますし、昔の演奏までついているので、そんなに高い買い物ではなかったです。 一つの時代が終わったのかという気持ちにさせられる映像でした。 何よりいい演奏です。

よし さん | 京都府 | 不明

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CDのみの感想です。第1楽章は1987年版がい...

投稿日:2020/10/02 (金)

CDのみの感想です。第1楽章は1987年版がいい。第2楽章以降は2018年版がよかったです。PCにリッピングするときは音量を6デシベル上げています。

U.S さん | 不明 | 不明

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2018年6月20日、ラトルのベルリン・フィル...

投稿日:2018/11/12 (月)

2018年6月20日、ラトルのベルリン・フィル首席指揮者としての最後の演奏会のライブ。ライブといっても、1回限りのものではなく、複数の演奏会を録って編集したものだそうで、完成度はビシッとしています。ラトルについては、はっきり言ってファンではなかったのですが、ここでの演奏にはちょっとビックリ。別格だと思います。NHKでも放送された映像やドキュメンタリー(本商品に所収)を観るとよりよく分かるのですが、16年のラトル時代の到達点を見る思いです。ラトルとベルリン・フィルが一心同体となって、ひとつの演奏を作り上げていることがひしひしと伝わってきます。ラトルについては一般論として、蒸留水のような薄味さ、素気なさがあると思うのですが、ここではそうした側面をかなぐり捨てた、「本気」の演奏が聴かれます。彼って、こんなに素晴らしい指揮者だったんですね〜。特に終楽章が神がかり的な出来で、ベルリン・フィルが、ものすごいエネルギーで弾いています。その音圧、感情的な強度は、他のオケではあり得ません。単に圧倒されるだけでなく、妙に説得力があり、「この楽章が初めて完全に理解できた」と思わされます。一部かなり前のめりになっていますが、それが感情的な強度として表れていて、固唾を呑んで聴いてしまいます。全曲を聴いた後、「悲劇的に打ちのめされる」というよりは、どこか晴れやかで「何かが解決した」と感じられるところもユニークです。ラトルとベルリン・フィルが到達した関係性を物語っているのかもしれません。、

thmskssl さん | 東京都 | 不明

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