Product Details
ISBN 10 : 4344025105
Content Description
「大丈夫、私が見つけるから。」
地元で再会した3人組が、遊びではじめた人探し。
彼女はどうして消えちゃった?
「悲しいとき思い浮かべるのは、いつも女の子の顔だった。」
夜になると、男性を無差別に襲う謎の女子高生集団“少女ギャング団”が現れる街のこと。成人式に参加した20歳の愛菜(あいな)は、名古屋の国立大に進学した中学の同級生ユキオと再会する。
ほどなくして大学を中退し地元に戻ってきたユキオと、愛菜は暇に任せてなんとなく遊んだり、セックスしたり。2人はふらりと立ち寄ったCDショップで、中学で登校拒否になった学(まなぶ)を発見する。ユキオと学は映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を見て、田舎の街をグラフィティアートで自由に彩るアーティストの姿に大感動。映画に出てくる覆面アーティスト・バンクシーに憧れ、自分たちもグラフィティを始める。ある日、ユキオが持ってきたのは、街から消えた28歳・安曇春子(あずみはるこ)の行方を探す張り紙だった。安曇春子の顔とMISSINGの文字をグラフィティアートにし、2人は街じゅうに拡散していく。その頃ネットでは、少女ギャング団の起こす事件と、アズミ・ハルコのグラフィティアートの関連が噂され始めて――。
アズミ・ハルコはどうして消えたのか?
彼女を傷つけたのは何?
女の子がこれから幸せに生きていくには、どんな道がある?
『ここは退屈迎えに来て』で大注目を集める新鋭による、
ポップでミステリアスな無敵のガールズ小説!
執筆に1年をかけた書き下ろし、初めての長編。
【著者紹介】
山内マリコ : 1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。12年8月『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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❁かな❁
読了日:2015/03/07
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
読了日:2021/01/10
わか
読了日:2015/03/08
どんぐり
読了日:2014/12/07
Y
読了日:2014/02/13
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