これぞ名盤、と。ロックミュージックの幸福な瞬間を、プロデューサーアルクーパーが見事に捕らえたと言える作品です。マイクブルームフィールドの突き刺すようなギターに絡む、アルの渦巻きオルガンも心地いい。いままで何回聴いたか分からないくらい聴きました。

まさにスーパーセッション中のスーパーセッションだね。ＡＬＫＯＯＰＥＲの凄さは、ピンの時より、誰かと組んだ時の方がより一層顕著に表れる。セッションにしろ、バックミュージシャンにしろとにかく存在感がある。こういう人はもう出てこないだろう。こんなに多彩な才能を持っている人はいないね。

ブルームフィールドを今まで私は過小評価していましたね。改めて聞いてみると、こんな素晴らしいギターの音を出していたとは。本当に驚くとともに、聴かずに30年以上過ぎてしまったことが残念です。ロックってこういう出会いがあるから止められない！

その名の通りまさにスーパーセッション

まずはイントロから音の感動が切りつけてくる感じがする。バターフィールド･ブルース･バンド時代からこの頃までの彼は最高のギター弾きだった。単音で聞かせるプレイヤーの一人だった。彼の再度は満点、スティルスはもっとお得意のアコブルースをやれば良かったと思う。 とにかく、これは我が青春の記念碑です。

「無人島に持っていくならこの１枚」のＣＤです。マイクのギターは天才にありがちなむらっ気が多いタイプだが、この日は絶好調！彼のサイドは全てベストトラック。助っ人のスティルスは「魔女の季節」がやはりベストか。アルの力が為し得たアルバム。

マイク・ブルームフィールドとスティヴン・スティルスという２人の優秀なミュージシャンが、アル・クーパーのもとに集まり即興演奏した作品。優秀なミュージシャン３人が集まれば（１＋１＋１＝）３倍の音楽が生まれるというほとんど幻想の世界で実現したセッション。当たり