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おつとめ(仮)仕事 時代小説傑作選 Php文芸文庫

Miyuki Miyabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569903477
ISBN 10 : 4569903479
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

許嫁を拒絶して大奥に入ったお利久は、出世を志すが…「ひのえうまの女」(永井紗耶子)、店を継がせるために、幼い頃に養子に出された兄が呼び戻されるが、妹は彼を偽者だと言い出し…「鬼は外」(宮部みゆき)、摺師の安次郎が手掛けた錦絵が評判を呼ぶ中、絵の題材となった娘に会わせてほしいという武士が訪れてきて…「ぼかしずり」(梶よう子)など、江戸で働く人々の哀歓を描いた時代小説アンソロジー。

【著者紹介】
永井紗耶子 : 1977年、神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒業。2010年、『絡繰り心中』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』で、20年、本屋が選ぶ時代小説大賞及び細谷正充賞、21年、新田次郎賞、23年、『木挽町のあだ討ち』で直木賞、山本周五郎賞を受賞

桑原水菜 : 千葉県生まれ。1989年、『風駆ける日』で下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞し、デビュー

泉ゆたか : 1982年、神奈川県生まれ。早稲田大学卒業、同大学院修士課程修了。2016年、『お師匠さま、整いました!』で小説現代長編新人賞を受賞してデビュー。19年、『髪結百花』で日本歴史時代作家協会賞新人賞、細谷正充賞を受賞

中島要 : 早稲田大学教育学部卒業、2008年、「素見(ひやかし)」で小説宝石新人賞を受賞。10年、『刀圭』で単行本デビュー。18年、「着物始末暦」で歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞

梶よう子 : 東京都生まれ。2005年、「い草の花」で九州さが大衆文学賞、08年、「一朝の夢」で松本清張賞、16年、『ヨイ豊』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、23年、『広重ぶるう』で新田次郎賞を受賞

宮部みゆき : 1960年、東京都生まれ。87年、「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆみねこ

    6人の女性作家による江戸のお仕事小説アンソロジー。許嫁を拒絶して大奥に入ったお利久は出世を志す=永井紗耶子「ひのえうまの女」と宮部みゆき「鬼は外」が良かった。桑原水菜・泉ゆたかは初読み作家。

  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「時代小説傑作選・おつとめ」女性作家による時代小説選〈仕事〉がテーマです。六編のうち宮部みゆき氏の一編のみ既読。永井紗耶子氏、泉ゆたか氏が初読みの作家さんでした。永井さんの大奥を舞台にした作品、時節柄興味深く読みました。面白かったです。これを機会に「大奥づとめ」と「木挽町のあだ討ち」を読もうと思いました。泉ゆたか氏の「婿さま猫」はお江戸の動物医の話、好みです。所収の「お江戸けもの医 毛玉堂」読みたいです。またまた積読本が増えました。またまた嬉しいアンソロジーでした。

  • ひさか

    2023年9月PHP文芸文庫刊。シリーズ13作目。2016年7月号小説新潮永井紗耶子:ひのえうまの女、2012年9月集英社文庫箱根たんでむ駕籠かきゼンワビ疾駆帖桑原水菜:道中記詐欺にご用心、2019年7月講談社お江戸けもの医毛玉堂泉ゆたか:婿さま猫、小説宝石2008年9月号中島要:色男、角川ハルキ事務所2010年8月末いろあわせ摺師安次郎人情暦梶よう子:ぼかしずり、オール讀物2003年2月宮部みゆき:鬼は外、のしごとをテーマにした6つの連作短編。宮部さんが秀逸で逸品。永井さんの大奥話が楽しい。本編を読もう

  • baba

    6人の作家のお仕事小説。永井紗耶子氏、中島要氏、梶よう子氏、宮部みゆき氏は既読でしたが、何度読んでも引き込まれます。

  • 信兵衛

    それぞれの作家の短篇集に収録されている短篇を選りすぐった、という形でのアンソロジー。 どの篇もそれなりの面白さあり。 ただし、お仕事小説かと言えるものかというと、ちょっと無理矢理という感じがなくもなし。

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