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青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

Miyuki Miyabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041121603
ISBN 10 : 4041121604
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan

Content Description

行く当てのない女達のため土から生まれた不動明王。悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る人形。描きたいものを自在に描ける不思議な筆。そして、人ならざる者たちの里で育った者が語る物語。
恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める──。

【著者紹介】
宮部みゆき : 1960年東京生まれ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年に同書で司馬遼太郎賞、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award、22年菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    宮部 みゆきは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。三島屋変調百物語シリーズも読み続けて9作目となりました。本巻は、おちかの愛娘 小梅誕生の巻でした。今回は中編3話+短編1話、百話までは、まだまだ遠い道程です。オススメは、『だんだん人形』です。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/10228/

  • ひさか

    公明新聞2021年8月2日〜2022年7月30日連載のものに加筆修正し、2023年7月角川書店刊。シリーズ9作目。青瓜不動 、だんだん人形、自在の筆、針雨の里、の4つの連作ホラー。いずれも怖いところのある話ばかりだが、救いや、幻想的な部分もあり、面白い。だんだん人形には、話が語り伝えられたそのものの理由に救いが潜んでいるのが興味深い。

  • KAZOO

    宮部さんの「三島屋」シリーズの9作目です。聞き手の富次郎の前任のおちかが子供を産む前後の4つの話が収められています。三島屋の跡継ぎが帰ってきて、このシリーズも続くか心配している富次郎ですが話は続きます。やはりこの表題作が一番印象に残りました。青瓜という植物がその土地の金気を吸い取ってくれて不毛な土地を作物ができるようにしてくれて、ということですがそれにからむ人間模様が中心となっています。今回はほかの作品も何かを作り上げるということが中心になっている感じで楽しめました。

  • いつでも母さん

    待っていました、シリーズの第9弾!今回は4話どれも良い。中でも表題作の1話目と4話目『針雨の里』が好み。おちかが無事に第一子・小梅ちゃんを出産して私までホッとして、人ではないが人の心を持つ化身たちに泣かされた。そうだ、小旦那・富次郎、描くのだ。もう大丈夫だね。宮部さん凄いや。参っちゃうなぁ・・読了直後の素直な気持ちだ。

  • Tanaka9999

    2023年発行、KADOKAWAの単行本。4編。1編を覗いて不思議が中心にあるのではなくて、本筋とは少しはずれたところに不思議があるお話。『自在の筆』は中心に不思議がある話だが怪奇談としては時々あるパターンのような気がして長くはならないだろう。他の話も「おそろしい」よりも江戸時代の庶民の暮らしの中の話という感じである。

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