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鹿の王 4 角川文庫

Nahoko Uehashi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041055106
ISBN 10 : 4041055105
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan

Content Description

岩塩鉱を生き残った男・ヴァンと、ついに対面したホッサル。人はなぜ病み、なぜ治る者と治らぬ者がいるのか―投げかけられた問いに答えようとする中で、ホッサルは黒狼熱の秘密に気づく。その頃仲間を失った“火馬の民”のオーファンは、故郷をとり戻すべく最後の勝負を仕掛けていた。病む者の哀しみを見過ごせなかったヴァンが、愛する者たちが生きる世界のために下した決断とは―!?上橋菜穂子の傑作長編、堂々完結!

【著者紹介】
上橋菜穂子 : 東京都生まれ。文化人類学専攻、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。1989年、『精霊の木』で作家デビュー。著書に、第34回野間児童文芸新人賞、第44回産経児童出版文化賞・ニッポン放送賞をダブル受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、第42回野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。2015年に『鹿の王』で、第12回本屋大賞及び第4回日本医療小説大賞を受賞。海外での評価も高く、09年、英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年、“児童文学のノーベル賞”と称される国際アンデルセン賞《作家賞》を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SJW

    ついにヴァンとホッサルが対面。早く会ってほしかったがやっと実現。それにより今回の事件の全貌が分かってくる。「鹿の王」の意味も何となくしかイメージしていなかったが、今回その意味も明かになり話の展開が徐々にで見えてくる。最後の幸せなシーンが書かれておらず、読者の想像に委されているので少し不満だが、書かれていれば読後感はもっと良いと思う。しかし架空の国や民族の話なのだけれど、これほど引き込まれるのは病気やウィルスの話、動物や人間社会の描写にリアリティーがあるからかな。

  • ミュポトワ@猫mode

    鹿の王の文庫本、最終巻です。超絶に面白いかったです!解説読みながら鹿の王ってこういうことか…って一瞬同じ解釈をしたけど、やっぱ違くね?って思います。ヴァンは集団のために動いてるように見えて、実はあっち側を見たんじゃないかなって思います。共存から身を引く的な…うん、もうヴァンがかっこよすぎてさ、なにこのThe憧れ王道的な人wそして、ユナが可愛すぎてねw甥っ子に会いたくなっちゃったwあとこの本、多分再読すると印象変わるよねって思います。内容知ってから読むとまた考えることが変わって来そうなので、後で再読します

  • あきら

    異世界を舞台に生命の本質的な関わり合いを感じた壮大なファンタジー。 2人の主人公の視点から進められる物語があるところで交錯する。その出会いの場面は本当に素晴らしい描写で最も印象に残ったシーンでした。 そして、クライマックスは鳥肌が立つほどの興奮でした。 読み終わるのがあまりに寂しい、大満足の作品です。

  • 青蓮

    医学ミステリー仕立てのファンタジー最終巻‼「獣の奏者」より光を感じる終わりだったけど、涙なくして読めませんでした。「鹿の王」の意味…ずしりと大変重たいです。上橋菜穂子のファンタジーにはよくあるパターンですが、血の繋がりのない赤の他人同士が家族のような絆を育んでいく、温もりのある物語って良いですね。好きな人は好きになれる1冊だと思います。

  • 扉のこちら側

    2018年283冊め。タイトルの巧さ。鹿の王を称えつつ、作中ではその生きざまを選べる者とそうでない者がいるのだと示される。結末で、彼は一人で駆けて行ってしまうのかと、その孤独を辛く感じたが、ユナの存在と彼が築いてきた関係性が彼を孤独にはさせないという希望があり救われた。

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