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錨を上げよ 一 出航篇 幻冬舎文庫

Naoki Hyakuta

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344428980
ISBN 10 : 4344428986
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan

Content Description

著者初の自伝的小説!


『永遠の0』『海賊とよばれた男』を凌ぐ
怪物的傑作、とうとう文庫化!



一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹


●あらすじ
戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が
残る大阪の下町に生まれた作田又三。不良仲
間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗っ
て当てのない旅に出る。しかし信州の山奥の
村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラック
で東京へ。チンピラに誘われて組事務所を手
伝うことになるのだが――。激動の昭和を駆
け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン


【著者紹介】
百田尚樹 : 1956年大阪府生まれ。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などの番組で活躍後、2006年に『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。13年には『海賊とよばれた男』で第一〇回本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミッフー

    「永遠や海賊を凌ぐ」の見出しに釣られ本屋にて衝動買い❗️ん⁉️何じゃこれ⁉️どうやら百田氏の自叙伝みたい🤔いやいや💦武勇伝😅その昔社会人駆け出しの頃、先輩からよく聞かされた言葉✨「まだ現役のオーナーが自叙伝を書く会社の株は売り❗️」まさにそんな一冊みたいやないかいな😫日経新聞朝刊最終紙面で連載されてる「私の履歴書」大概は「私は昔劣等生」「若い頃は無鉄砲で」あんた今成功してるから余裕でそんなん言えるだけやん❗️この本にもそんな臭いが😱でも段々面白くなってきたから我慢して二編に続き読み進みます✌️

  • いたろう

    本作は、単行本で出版されたのが2010年。百田さんが50歳で「永遠の0」で小説デビューした2006年の4年後になるが、実際にこの小説が書かれたのは、それより20年以上前の30歳頃のことだという。これは実質的な処女作にして、百田さんの小説中で、最も分量が多い小説。そもそも、発表のあてもなく、原稿用紙2400枚もの小説を書いていたということに驚き。物語は、百田さんの分身と言える作田又三の人生。これが全4作の1冊目め「出航篇」は、幼少期から高校3年、就職先が決まるまで。さて、これから又三はどうなるのか。次巻へ。

  • けぴ

    400ページ弱の本ですが、1ページの文字数が多く読むのに時間はかかる。しかし読みやすい文章で、ぐいぐい引き込まれる。昭和30年生まれの作田又三の高校までを描く第一巻。著者の自伝的小説で、バイク旅行したり、喧嘩をしたり、恋愛したりの一つ一つのエピソードに血が通っている。今後が非常に楽しみ!

  • カブ

    大阪の下町に生まれた作田又三の生い立ちから、高校卒業まで。これぞ昭和という物語はまだまだ続く。又三のこれからが楽しみ。

  • えっくん

    ★★★★☆戦後大坂生まれの主人公又三の高校卒業までの物語。戦後復興中の爪痕が残る時代背景の中、教師に対しても主義主張を貫き、大暴れする姿は痛快でもありました。血の気が多く、瞬間沸騰する姿をみると「錨を上げよ」ではなく「怒りを下げよ」と言いたくなります。又三は大阪生まれの百田さんと同い年の設定ですし、描写もリアリティ感があるので、著者自身の体験記なのでしょうか…。又三の人物設定に関しても後先考えず暴力的に振る舞う態度と外国の古典文学を引用しながら時折り見せる知的な面に大きなギャップがあり、違和感があります。

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