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愛人犬アリス

Oniroku Dan

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784893087522
ISBN 10 : 4893087525
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan

Content Description

稀代の無頼派作家が最後に同衾したのは、ラブラドール・レトリバー、11歳。男と犬の黄昏ゆく時間は、おかしく、せつなく過ぎた…。愛犬の写真やイラストとともに綴るエッセイ。団鬼六絶筆。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    【イベント・犬と読書(11月1日)】団さんと言えばSM、そしてピンク。そんな官能作家の第一人者とも言える彼の絶筆が、愛犬へのオマージュだったなんて。彼の祖父の飼っていたジャーマン・シェパードとの思い出が、殊のほかキツかった。お利巧なジョンがお使いに行って、喧嘩に巻き込まれたエピには泣かされた。にしても晩年まで奥様公認の若い愛人が居たり(その彼女は間もなく自殺)、最期まで彼はやはり「団鬼六」であったのだなぁ。https://bookmeter.com/events/6908

  • じいじ

    あの団鬼六からは連想できない愛犬家族のホッコリする物語です。でも、タイトルをよく見ると、愛犬ではなく〈愛人犬〉なのが鬼六さんらしく、愛犬への寵愛ぶりが分かります。愛人ですから、居酒屋や寿司屋へも当然のように連れて行きます。時に鬼六さん79歳、愛人犬アリスは11歳(人間なら80歳)まさに老年コンビ。私も鬼六さんの心の裡が理解できる年齢になりました。読みながらアリスへの愛情がガンガンと伝わってきます。切なく哀しい場面もありますが、笑いを誘う心和む一冊でした。

  • Maiラピ

    犬好きさんは必読!今年5月6日に亡くなった、作家、団鬼六氏の絶筆。老犬アリス(ラブラドール・レトリバー11歳)と老人79歳である著者との黄昏ゆく時間を映す文と写真が洒脱、切なさと愛おしさが絶妙です。亡き著者へのお供え物(吉野家の牛丼とか)をがっつり食べちゃうアリスに泣き笑い。たかしまてつをさんのイラストがまたいいのです。

  • 剛腕伝説

    大人の絵本。SM界の巨匠が放つ犬と人とのファンタジー。ジョンの健気さに涙。アリスの天然さに涙。私が癌になったら、人里離れて愛犬と一緒に暮らそうと思う。抗癌剤よりも犬の愛情ビームに癒やされたい。読友さん!とても良い本を教えて頂きありがとうございました。

  • Kanako Tokui

    団鬼六先生の絶筆です。先生の愛犬アリスについて書かれた愛情溢れる本。先生の出棺を見送るアリスの後姿、先生が亡くなった時のアリスの振る舞い。涙が出ます。先生の語り口も奥様の語り口もユーモラスで微笑ましい。 官能小説家の先生ですが、とても心優しい方と言うのが分かります。 しかしこの本のお取り寄せを近所の本屋さんに頼んだら「その手の本じゃろ?」って言われました〜。鬼六先生だけに!その手の本ならamazonで頼むわ!w

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