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ISBN 10 : 4758913862
Content Description
本書は『近代英語文法』(MEG)第6巻の内容の翻訳である。本巻「形態論」では、英語の屈折変化、語形成の歴史的発達が、古英語、古ゲルマン諸語、古フランス語、ギリシア・ラテン語まで遡り、網羅的に解きほぐされる。イェスペルセンは、屈折でも語形成でも、混沌から明晰へ向かうという。これを彼は「効率」への収束と捉える。煩雑な屈折変化の水平化、無駄を削るべく多くの同形形態の出現(一方文脈から99.9%識別可能)、そして節略表現としての複合語や縮約形の頻用。本巻は、英語の発達が、効率への志向であると例証する。
目次 : 序説/ 動詞における人称語尾/ 動詞における時制形成/ 裸形の語/ 複合語/ 重複複合語(Reduplicative Compounds)/ 母音の変化/ 構成素の追加はない/ 子音の変化/ 形式素の付加はなし/ 母音の語尾/ 通常の‐er語尾/ rをもつ他の語尾/ 通常のs語尾/ s語尾を用いての語群形成/ 不変化詞における−sと−st/ 他の破擦音の語尾/ 語尾−n(−en)/ 鼻音をもつ他の接尾群/ ラテン語の接尾辞/ ラテン語の接尾辞(続き)/ 歯音を含む接尾辞/ 最後の接尾辞群/ 接頭辞/ 前置詞的接頭辞/ 接頭辞,結び/ 短縮形
【著者紹介】
丸田忠雄 : 1951年北海道生まれ。現在:山形大学名誉教授。職歴:新潟大学、山形大学、東京理科大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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