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影が行く ホラーsf傑作選 創元sf文庫

Philip K. Dick

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488715014
ISBN 10 : 448871501X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
中村融 ,  

Content Description

未知に直面したとき、好奇心と同時に人間の心に呼びさまされるもの―それが恐怖である。その根源に迫る古今の名作ホラーSF13編を、日本オリジナル編集で贈る。閉ざされた南極基地を襲う影、地球に帰還した探検隊を待つ戦慄、過去の記憶をなくして破壊を繰り返す若者たち、19世紀英国の片田舎に飛来した宇宙怪物など、初心者からマニアまで楽しめる入魂のテーマ・アンソロジー。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    表題作の人間と模倣が得意な「影」の見分け方については小野不由美さんの『屍鬼』での屍鬼になった妻を実験台にした敏夫を思い出します。「消えた少女」の声は聞こえるのに存在が感知されないという状況下は確かに不気味というしかない。「群体」の迫り来るような絶望感も怖い。「悪夢団」と「ご機嫌目盛り」のサイコぶりは鬼気迫る根源的な怖さに冷や汗を流しました。しかし、人間を肥え太らせて捕食する「唾の樹」でまさかの大物が出たときには噴きました。皆、好きだね〜。

  • sin

    再読:)60年前、教室の学級文庫に置いてあった『物体Xの恐怖(影が行く)』は、その後この歳に至るまでの自分の趣味嗜好を決定づけた。SFのセンスオブワンダーよりセンスオブホラーの方向に、そしてまたTVで放映された洋物のミステリーゾーンを始めとしてウルトラシリーズや悪魔くん、妖術武芸帳といった作品が血となり肉となっていった。恐れは万物に対する畏敬の念である。宇宙に世界にそしてこの日本の大地に妖しの影を感じ取る感性を失わない限りはまだ人間は大丈夫という気がするがいかがであろうか?

  • あたびー

    #日本怪奇幻想読者クラブ SFとホラーと言えば、グロい宇宙生命体をすぐ連想する。この本でも体制を占めていますが、どれもトラウマ級です😅マシスン「消えた少女」筒井翁の母子像をハッピーエンドにした感じ。クーンツ「悪夢団」ハードロックにのせて不死者たちがやりたい放題。シオドア・トーマス「群体」これはエイリアンではなく、排水の中から生まれた新しい生命体。触ると溶けちゃうよ。どこからでも出るよ。フリッツ・ライバー「歴戦の勇士」歴史上の戦いについて見てきたように話す友人の正体は?

  • かわうそ

    「遊星からの物体X」の原作である表題作を筆頭に、B級っぽい雰囲気で映像化したら楽しくなりそうな作品がズラリ。「探検隊帰る」「群体」「ごきげん目盛り」がベスト3。

  • まえすとろ

    店頭から姿を消しており、神保町の古書街でも一向に発見できず一時はAmazonのプレミア価格もやむなしとした程に探していた本書。偶然にも表題作でもあるジョン・ウッド・キャンベル・ジュニア著『影が行く』を原作とした映画「遊星からの物体X」のリメイク作品『遊星からの物体X・ファーストコンタクト』の公開に合わせてジャケットデザインも一新されての再版という朗報。1950〜70年代を代表するディック、マシスン、ヴァンス、トーマス、ゼラズニイ等々御大が筆を振るう贅沢すぎる最高のSFサスペンスホラーアンソロジー集。

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