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図説 探検地図の歴史 大航海時代から極地探検まで ちくま学芸文庫

R A スケルトン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480099600
ISBN 10 : 4480099603
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界はいかに<発見>されていったか。人類の知が全地球を覆っていく地理的発見の歴史を、時代ごとの地図に沿って描き出す。貴重図版二〇〇点以上。

【著者紹介】
R A スケルトン : 1906‐70年。英国の地図学史研究者。ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジを卒業、大英博物館印刷書籍部門の管理助手となる。第二次大戦後、大英図書館に戻り、1950年から退職する1967年まで地図室室長をつとめる。イギリス王立地理院の刊行誌“Geographical Magazine”に連載執筆。1957‐70年、地図学学術誌“Imago Mundi”の総編集長。1962年より1年間ハーバード大学ワイドナー記念図書館の地図キュレーター。ジェームズ・クックのニューファンドランド諸島地図の研究、ヴィンランド・マップの真正性の証明などの業績を遺す

増田義郎 : 1928年生まれ、2016年没。東京大学名誉教授。文化人類学、歴史学(ラテンアメリカ史)

信岡奈生 : 駿河台大学教授。文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    マルコポーロ時代から大航海時代を中心に、ヨーロッパからみた世界探検のあとを、地図の発達過程と共にたどる。範囲が世界全体に及ぶので、自動的に地理の復習にもなった。日本もヨーロッパからみれば「発見」の対象、というのが元本の視点。技術も通信も未発達な時代、誤謬や希望的観測にふりまわされ、遭難する例も数多く述べられる。元本が出た1958年でさえ、今日のように、世界が宇宙からあっさり見えてしまう時代が来るとは、想像もできなかっただろう。最後に一言。中世よりもかなり正確な、2世紀のプトレマイオス地図が不思議なのだが。

  • Akito Yoshiue

    図版が多いのはうれしいが、配置のせいか本文がやや読みにくいのが残念。

  • 雲をみるひと

    探検の歴史と世界地図の変遷を研究したもの。文庫本白黒のため、たくさん挿入されている地図は読みにくいが、コロンブス、マゼラン、クック、リビングストンといった著名なエピソードが詳しく述べられており、地図が読めなくても探検史として十分楽しめる。欧州目線だが、逆に探検や世界史に関する欧州の常識がわかると思う。

  • CTC

    19年12月のちくま学芸文庫新刊。単行本は86年と91年に原書房より刊行、原著は58年刊。本来良書であるのだろうが…3つの点が厳しかった。一つ目は、小さい事。文庫で地図の図説は辛すぎる。ふんだんに(200点超)挿入される地図が殆ど見えない読めない。地名もパッと言われて何処だか判らないから、地図の変化を楽しむには、いちいちググらねばでした。二つ目はその地図が本文中に頻繁に差し込まれ、そちらの説明書きがまた結構な分量で、それを読むと本文を忘れてしまうほどである事。三つ目は文庫で1,760円である事(苦笑)。

  • Himiko

    大航海時代の探検、発見にはすごく興味あって、もうこの本見た時は嬉しくて即購入。とはいえ、文庫本なのに地図満載、注釈満載で読みにくい、見づらい、わからない地名ばかりで、地図帳とiPadを脇に、確認しながら読ました。今私たちが見る世界地図は、昔の人々の勇気ある冒険、探検から出来上がったのだという改めて実感。未知の海を彷徨い、新たな土地を発見し、地図になる喜びはどんなものだろう。とはいえ、ヨーロッパ人の貪欲な商人魂、植民地への野心がそれを突き動かしたのだという事実。世界地図を真剣に見直しました。

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