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D坂の殺人事件 角川文庫

Ranpo Edogawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041037133
ISBN 10 : 4041037131
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan

Content Description

私は東京のD坂にある白梅軒という喫茶店で、明智小五郎という探偵小説好きの妙な男と話していた。すると向かいの古本屋の様子がおかしい。なんとその店の妻が首を絞められて死んでいたのだ。様々な状況証拠から、私は明智が犯人ではないかと推理するが…。(表題作より)国民的名探偵が初めて登場する記念すべき表題作を始め、推理・探偵小説を中心に収録。推理小説の大家・大乱歩の傑作の数々を、ご堪能あれ。

【著者紹介】
江戸川乱歩 : 1984年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。日本の小説界に多大なる業績を残す。65年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ソルティ

    トリックもおもしろいが、犯罪動機が、人間の暴かれたくない感情をむき出しにするので興味深い。性癖とか、嫉妬によるものとか当時考えにくかったかも。現代の今読むと、ああ、なるほどねとは思うがそれでも狂気じみてるので、当時だとかなり意表を突かれる感じだったのでは。昭和初期の雰囲気がいい。乱歩さんのクセが炸裂してますがそれがまたクセになります!「「僕のやり方は、君とは少し違うのです。物質的な証拠なんてものは、解釈の仕方でどうにでもなるものですよ。いちばんいい探偵法は、心理的に人の心の奥底を見抜くことです。(略)」」

  • ehirano1

    やはり表題作が印象に残りました。伏線はしっかり記述されているにもかかわらず、「私(=語り手)」と同じ推理をさせられてしまうところに著者の凄さを感じ溜息出ますわ。

  • 優希

    推理・探偵小説の礎的作品が集められていると言えるでしょう。『何者』と『地獄の道化師』以外は既読ですが、何度読んでも面白いなと思わせる力があります。犯人を言い当てたと思いきやどんでん返しがある作品たちに惹かれます。特に『地獄の道化師』は犯人が一言も喋らないながらも犯人を突き止めるのが凄いところだなと思いました。謎解きの後の恐ろしさも魅力でしょうか。乱歩入門には最適の1冊ですね。読んでいて楽しかったです。

  • 優希

    推理・探偵小説が中心でした。短編ながら読み応えは抜群でした。時代こそ違えど、物語自体は今も面白いと思います。現代ミステリーでは殆ど見ることもなくなった重厚な屋敷や空気感を感じました。古い感は否めませんが、その古さが面白いと言ってもいいでしょう。

  • mayu

    コミュ課題本。かなり久しぶりの乱歩さん。有名な作家さんだけあって謎解きの巧妙さには惹きこまれた。自分なりに考えながら読むけどわからなくて、謎解きシーンで繰り広げられる推理に一旦納得してもまたどんでん返し。まさかの結末に驚くことが多かった。伏線がすべて回収されて、すっきり終わるのも良い。「地獄の道化師」が印象的。不気味なのに、先が気になって一気読み。だからってここまでするとは!というのが感想。謎解きはもちろんさすがなんだけど、たどり着いた真相は怖いし、ある意味哀しく感じた。

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