Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 匠

  読了日：2013/08/30

  不穏なシーンなのに美しすぎて、扉絵にしばし釘付けになった。ついに実行に移した薪。大掛かりな追跡にその重要性とともに明るみになっていく黒幕の正体。心理描写が巧みでグイグイ引き込まれて読める。第九メンバーの山本氏の言葉も最もだなと思うし、青木の心情もものすごくわかる。評判ものすごく悪い滝沢も、もし彼の脳をＭＲＩで見れたとしたら壮絶なその人生に同情したり、共感してしまう部分も出てくるのだろうなと思ったら憎めなかった。そしてここに来て今更ながら、使命って何だろうと考えさせられた。しかし凄いシーンで「つづく」だよー

• エンブレムＴ

  読了日：2012/12/10

  「あの真っ直ぐな魂を持つ男に殺されたい」そんな不穏なモノローグで幕を開けた１１巻は、１時２２分から１４時３６分までという実に短い間に起こった出来事が描写されています。けれど、その出来事によって明かされていった秘密は、とてつもなく重かったです。柱となる「レベル５」のデータが抱える闇と、それを取り巻く人々の思惑。そして第九メンバーの抱える思いの行き先は・・・。息をもつかせぬ怒涛の展開の果ての静寂がめちゃくちゃ怖いです。何もかもが心臓に悪いです。続きが同時発売されてて、本当に良かった！としか言いようがないです。

• cucky

  読了日：2013/05/22

  まさかの薪さん囮捜査。 色々とトリックみせてくるなぁ。 ほんと面白い。ここまで、薪さんは鈴木さん以外、殺した事は一度もないんだなぁ。薪さんの男前の信念に脱帽。 そして、デジャブ。 青木さんが薪さんに撃たれそうになって終わる！！

• 柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中

  読了日：2012/11/21

  追いつめられた末の逆転、そしてそれからまだもう一冊分の真相が残されている。もう最終巻が二冊同時に出たことに感謝するしかないですね

• wata

  読了日：2015/11/02

  一気に話が最終に向けてラストスパートへ！滝沢さん、悪い人でも他人に見られたくない綺麗な故郷の絵があるんだ。薪さんの青木君に殺されたい願望、止めといた方が…

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