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落語の凄さ(仮)Php新書

Renji Tachibana

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569852843
ISBN 10 : 456985284X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
September/2022
Japan

Content Description

人気落語家5人が演芸写真の第一人者に、落語ならではの魅力、落語との向き合い方を本音で語る。「噺の全体を聴いていただくことで、脳をゆっくりほぐしてる」(春風亭昇太)、「(落語は)ドラえもんの四次元ポケットみたいなもの」(桂宮治)、「落語の強さは、やっぱりわかってる奴がいかに順番、役割の自覚を持って最後のトリに渡していくか(による)」(笑福亭鶴瓶)、「奇跡的な空間そのものがすごくいい」(春風亭一之輔)、「日本人が日本人らしく幸せに、のんきに生きられる方法論」(立川志の輔)―。観客と演者の狭間に身を置く立場だからこそ引き出せる、奥行きのある話が満載!

目次 : 第1章 春風亭昇太―落語の笑いで脳をほぐす(新作落語の完成は高座の直前/ 「僕、薄っぺらいじゃないですか」 ほか)/ 第2章 桂宮治―神は細部に宿る(「笑点」のレギュラーに選ばれたことを告げられて/ 繊細で怖がりで弱い人ほど、成功している ほか)/ 第3章 笑福亭鶴瓶―うけないと、お客さんも恥ずかしくなる(本格的に落語に挑む「決意」を固めたのは2007年/ きっちりしているお客さんに名前を売りたかった ほか)/ 第4章 春風亭一之輔―落語で1日棒に振るのも、乙なもの(落語の世界の人は羨ましい/ 秘密結社や土星が出てくる古典落語 ほか)/ 第5章 立川志の輔―落語は、日本人が楽に生きる知恵(談志師匠の娘さんと話したこと/ 談志の弟子の特権 ほか)

【著者紹介】
橘蓮二 : 1961年埼玉県生まれ。1995年より演芸写真家として活動。立川談志、柳家小三治など数多くの落語家、芸人を撮影し、演芸写真家の第一人者として活躍。2015年より落語会の演出・プロデュースも手がける他、連載コラムなどに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    5人5様のようでありながら、通底するものがある。稽古への取組、お客様への真摯な姿勢、そして、自分への厳しさ。改めて、落語とそれ以外の芸能を考えてみると、深さと広がりの可能性は、一番あるのではと思う。それは、落語を聞く人の想像力に委ねる部分が多いからではと思う。

  • kaz

    それぞれスタンスが異なっても、顧客を満足させることに真摯に取り組む噺家の姿勢は興味深い。落語を聴く時には、通ぶらずに素直な気持ちで向き合うのが良いのだろう。

  • Kazuo Ebihara

    写真家として落語と長年関わり、 近年では落語会のプロデュースも手がける著者。 当代人気の落語家5人から、 修行、師匠、高座、演出法、現代落語が目指すものまで深い話を引き出しています。 又、寄席に行きたくなるなぁ。

  • ふい

    落語の国の人を客に案内してくれる人。それが噺家。海外旅行行った時のツアコンみたいだなぁ笑 やっぱり受け取り手と登場人物のことを考えて、あっちこっち行って、良い心持ちにさせてくれてるんだな。それが噺家。

  • はかせ

    志の輔師の名前についてのエピソードはめずらしい。被写体としてのとらえ方がなかったのがすこし残念。

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