Saved By The Bell: The Collected Works Of Robin Gibb 1968-1970

そのとき、ロビン・ギブは19歳だった。

1967年、ビー・ジーズの一員として「マサチューセッツ」を書き、歌い、全英チャートのトップに躍り出たとき、彼は17歳だった。

そして２年。「メロディ・フェア」や「若葉のころ」の大ヒットを生んだビー・ジーズ初の２枚組アルバム『オデッサ』の発表後まもなく、19歳のロビン・ギブは忽然としてグループを去り、１年余りのソロ活動を開始した。

そのわずか１年間ほどのソロ活動で制作した、あまりにも膨大で不可思議な魅力に満ちた作品群が、未発表曲、別ヴァージョンなど希少な音源48曲を含む３枚組コレクションとしてここに登場した。

ファースト・ソロ・アルバム『救いの鐘』（未CD化）にモノ音源・未発表曲を追加収録したDisc 1、
独自の世界を紡いだ幻のセカンド・アルバム「シング・スローリー・シスターズ」に同セッションからの楽曲を追加収録したDisc ２、
C出演をはじめ1969〜70年期のレア音源を収録したDisc ３。
名リイッシュー・プロデューサーのアンドルー・サンドヴァルが、魂をこめて編集にあたり、10年を超える歳月をかけて完成させた若き日の芸術家の肖像である。

没後３年、多くのファンが哀惜して止まない唯一無二の歌声が、いま45年の時の彼方からやって来てくれた。

解説歌詞対訳付／未発表曲収録

（メーカー・インフォメーションより）