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すべて辛抱 上

Ryo Hanmura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087476064
ISBN 10 : 4087476065
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2003
Japan

Content Description

貧農の子亥吉と捨て子の千造は青空寺子屋で読み書き躾を習い、十一歳にして江戸に発った。薬種問屋に奉公した亥吉の働きぶりは、若旦那の認めるところとなる。多角経営の一環として始めた小料理屋に派遣され、ここでも並々ならぬ腕を発揮、ついには店の運営までまかされるようになり…。半村良、最後の長編。

【著者紹介】
半村良 : 1933〜2002。東京生。両国高校卒業後、さまざまな職業を経て作家に。73年「産霊山秘録」で泉鏡花賞、74年「雨やどり」で直木賞、93年「かかし長屋」で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 三代目 びあだいまおう

    著者初読 農家の手伝いで倹しく貧しい暮らしをする母親が、これからは江戸だ!その為には読み書きだ!と、幼い息子と親無しで引き取った幼子の二人を寺に住み着く怪しげな師匠の所に通わせ勉強させる。やがて二人は11才無一文で江戸に入る。そこから互いに道は違えど世の中の流れと勢力の風向きを巧みに掴みながら成長していくサクセスストーリー、多分。激動の時代の流れを自ら作っていきそうな気配が漂いつつ後半は信じた人に騙され、疾風怒濤の展開!商い展開が半端ない!まだ上巻ですが読みごたえあって面白くなってきた❗何事も辛抱‼️🙇

  • ふみえ

    平易な文章ですが、流れが今一つでリズムに乗り切れませんでした。でも、つまらない訳ではなく、商売の始まりはこんな感じなんだ〜と興味深い。下巻での展開と「すべて辛抱」の真髄を読み解きたい。

  • 山内正

    貧農で育った子と孤児な子が 10才過ぎた頃に二人して丁稚奉公に 何も知らないもの同士で店の仕事を やりながら、いろんな知識を身に付け やがて番頭羅に認められ 色んな気が 付く事に工夫して、のし上がり、 何時しか二人は独立して店を構える。 新しい今まで江戸になかった仕事を 考えてどんどん成功して行く 何事も辛抱やと二人して頑張る様が 面白い。

  • さりぱぱ

    ★★☆☆☆

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