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日本sf傑作選 6 半村良 わがふるさとは黄泉の国 / 戦国自衛隊 ハヤカワ文庫

Ryo Hanmura

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150313326
ISBN 10 : 4150313326
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代日本SF第一世代作家6人の傑作選を日下三蔵の編集により刊行するシリーズ。第1期完結篇の第6弾は、『産霊山秘録』『妖星伝』などの伝奇SFで知られる半村良。長篇『石の血脈』の原型たる「赤い酒場を訪れたまえ」や「わがふるさとは黄泉の国」など、日常の影に蠢く別世界を幻想味溢れる筆致で描いた初期作品や、過去へ跳ばされた自衛隊の壮絶な運命を描いた『戦国自衛隊』など、卓越した語りの全12篇を収録。

【著者紹介】
日下三蔵 : ミステリ・SF評論家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぐうぐう

    『日本SF傑作選』第1期の最後を飾るのは半村良。デビュー作から、タイムトラベルSFの傑作「およね平吉時穴道行」、怪異譚の名作でホラーのアンソロジーには必ずと言っていいほど選ばれる「箪笥」、二度の映画化で半村の代表作とも言える「戦国自衛隊」など、読みどころ満載の充実したラインナップだ。デビュー作「収穫」が侵略SFだったとは意外だが、第2回ハヤカワSFコンテストに応募された本作は、小松左京「お茶漬けの味」とともに第三席に入選した。(つづく)

  • ぜんこう

    このシリーズ読了、相変わらず太くて重い。半村良さんはアンソロジーでしか読んだことなく、映画『戦国自衛隊』をTVで見ても読んでみようと思いませんでした。でも『戦国自衛隊』、小説のほうが面白いやん。『収穫』の東京の様子はなんか広瀬正さんの『ティス』のようなイメージで好きです。それに『赤い酒場を訪れたまえ』とか『わがふるさとは黄泉の国』なんかの世界観もいい。他も面白かったなぁ。なかなかいい読書で今年を締めくくれました。

  • mahiro

     1970年代日本がまだ活気に溢れ、半村良氏が次々に斬新な作品を発表していた頃を思い出す。「赤い酒場を訪れたまえ」は石の血脈の前身だし、タイムスリップ物の「およね平吉時穴道行」不気味な伝承に満ちた異空間に引き寄せられて行く雰囲気がたまらなく好きな伝奇SF「わがふるさとは黄泉の国」初めて半村作品を知った「戦国自衛隊」などほぼ既読だが好きな作品ばかりが載せられていて楽しんだ、地味だが「庄ノ内民話考」も、原因が結局わからない不条理な不気味さの残るホラーな「箪笥」も好きだ。

  • みっちゃんondrums

    ほとんど再読だが、新鮮な気持ちで読み進めた。面白い。昭和の匂いがぷんぷんする半村良氏の伝奇SF小説は良い! 時代小説で直木賞を獲っているだけあって、分かりやすくてサクサク読める。SFとしての発想は凄いが、それだからって難しいところのないのが、氏の作品の良さだね。人間らしい人間が描けているし。付録の『私のネタ本、秘蔵本』は初読みだったが、、、騙された!そういう遊び心もある、スマートな作家さんだったのね。

  • イツキ

    SFと伝奇ものが見事に融合したような印象を受ける作品が多いです。民話がテーマだったり昔の日本と現代の日本が交錯するなど日本の歴史を感じさせる物語が多いのも印象的、多数の民話から地球外生命体の存在を示唆する「庄ノ内民話考」、戦国時代に自衛隊がタイムスリップしその時代で戦っていく「戦国自衛隊」が特に面白かったです。段ボール箱の一生が描かれた「ボール箱」はなんとも異彩を放っていて妙に頭に残りました。

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