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転職 角川文庫

Ryo Takasugi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041125359
ISBN 10 : 4041125359
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

野球選手への道をあきらめ外資コンサルに就職した小野健一。持ち前の体力でハードな研修を乗り越え、プロジェクトを成功に導いた小野だったが、社長になるという夢を叶えるために、転職することを決意する。マーケティングを武器に様々な業界を渡り歩いてキャリアを積み上げていくなか、小野はどんな逆境でもビジネスを成功に導く方法を模索する―。チャレンジし続ける小野の姿に勇気をもらえる、著者渾身の経済小説!

【著者紹介】
高杉良 : 作家。1939年東京生まれ。専門紙記者・編集長を経て、75年『虚構の城』でデビュー。以後、綿密な取材に裏打ちされた企業・経済小説を次々に発表。97年、『金融腐蝕列島』で銀行不祥事を暴き、続く『呪縛 金融腐蝕列島2』は映画化されるなど、『再生 続・金融腐蝕列島』『混沌 新・金融腐蝕列島』『消失 金融腐蝕列島・完結編』に至るシリーズはベストセラーとなる。作品は他に、『小説 日本興業銀行』『青年社長』『小説 ザ・外資』『乱気流 小説・巨大経済新聞』『暗愚なる覇者 小説・巨大生保』『虚像』『エリートの転身』『めぐみ園の夏』『雨にも負けず ITベンチャー奮闘記』『破天荒』など多数。「高杉良経済小説全集」(全15巻)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あすなろ

    84歳になられる高杉氏の最新刊。内容より先に家族、特にお孫さんのお力添えで誕生した本作というのが素晴らしいとあとがきや解説より思った。さて、中身であるがお婿さんの自伝的小説である。転職を是とし、実名でそれらが著される。様々な会社やポジションにて仕事をしていく様はもう少し書き込みが正直欲しいところではあるが、彼の給与・地位・安定性より自分が納得し仕事が出来る環境を重視し転職する姿に納得。僕も多数転職したが、全く同感なのである。また、転職で失敗するのは評論家になってしまう事で現場に入らない事。これも深く同感。

  • forest rise field

    『転職』という表題に惹かれて。社長を目指して外資系企業で転職を繰り返した男の話。実在する人物だからリアルだ。新たな学びの為に転職をしてステップアップ。国内企業で転職経験無しの私にはめちゃくちゃ新鮮で面白かったし、勉強にもなった。帯の文言より⇒アクセンチュアでプログラミング、P&Gでマーケティング、リーバイスでブランディング、モルソン・クアーズで交渉術、ブルーボトルコーヒーで経営者視点を学んだ男の実践ビジネスサクセスストーリー!

  • おいしゃん

    【2024-18】失礼ながら高杉さんのお年を考えると昔の話かと思いきや、意外にも最近の本。しかもコロナの影響もあり、取材はなんと孫が担当。さらに驚きなのが、このスーパーマンみたいな経歴の主人公は、モデルが婿とのこと。通りで設定がやたら具体的だったのか…。

  • 川越読書旅団

    高杉先生の(本当の)義理の息子さんを主役に据えて展開される同作品。これまでの高杉作品に比べればパンチ力にはやや欠けるものの、先生らしさのプロットは健在。明日からの仕事にちょっとだけ夢を見させて頂けたかな、、、。

  • 道楽モン

    企業小説で一時代を築いた高杉良も既に80歳超。全盛期は取材力を活かし、仕事人や組織を描く筆は冴えわたっており、いくつもの佳作を生み出していた。私も夢中になって読んだ時期もあった。さて、その流行作家が老境を迎えた。雑誌連載だけでも驚嘆に値するが、それに加筆・修正を加えて出版された文庫が本作。主人公は自分の娘婿で、これがまた意欲的なスーパーサラリーマンで、転職を重ねつつ活躍していく様が圧巻。エンタメ小説としては面白いが、かつての名作に込められたサムシングエルスは望むべくも無かった。とはいえ健在ぶりに拍手。

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