Books

この国のかたち 4

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167105648
ISBN 10 : 4167105640
Format
Books
Publisher
Release Date
February/1997
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • むーちゃん

    実家帰省の飛行機の中で読了。「統帥権」- 無法時代というべきそのころの本質の唯一なものにあると気がついたのは『この国のかたち』を書いたおかげである。 司馬さんの思想の根本にあるものにたいして情熱を傾け書いてあります。 同時に「街道をゆく」も読んでましたが小説も良いですが、エッセー、紀行分もまた格別です。

  • Die-Go

    再読。日本と言う国の「かたち」を、司馬遼太郎の筆によって読み解く。1巻で述べられていた「統帥権」について改めて記されていたのが印象的だった。今の日本の状況を鑑みて戦慄を覚えざるを得ない。★★★★★

  • カザリ

    統帥権の解釈が明治を超えて、昭和になり歪んでしまったせいで、戦争に突き進むことになってしまった、という解釈。坂の上の雲と、並行して読んでいると明治までの日本までと昭和になってからの日本がいかに別の国になってしまったのか、という司馬の批判がリアルに伝わってくる。現実を見ない、ということが個人レベルではなく国レベル、というか国の一部の軍のレベルで行われてしまうことがいかに悲劇をもたらすか。。だんだん、幕末、明治、昭和とつながってきた。。自分のいるところまであと少し。

  • k5

    本題ともいうべき統帥権について語られる四巻。これまでの話題の幅の広さと闊達さが見えなくなって悲しくはありますが、司馬さんの捉える明治や大正というものの粒度が細かく見えるようでもあって、なるほどこのシリーズを読み終えてから『翔ぶが如く』とか『坂の上の雲』を読み直したいと思えてきました。

  • おさむ

    何度読んでも発見があります。今巻は靖国神社の前身たる招魂社が超宗教の形式で創設された経緯や李氏朝鮮と明治政府の外交交渉の顛末、御坊主なる階級の存在などが白眉。口述筆記ながら巻末の「日本人の20世紀」も読み応え充分。「日本国の通弊は為政者が手の内、特に弱点を国民に明かす修辞や勇気に乏しい」「昭和は右翼、左翼双方が幻覚のようなイデオロギー抗争を重ねた時代」「戦後は軍事に触れるだけで具合が悪いという気分が続いた。現実を認識しない平和論は恐ろしい」「日本に必要なのは商人国家のリアリズム」箴言が溢れています。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items