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ISBN 10 : 4101152527
Content Description
’80年代を迎えた日本は「成熟社会」に入った。自動車摩擦で政府が対米輸出自主規制に踏み切るいっぽう、国内では「新宿バス放火事件」、「金属バット殺人事件」など陰惨な事件が相次ぐ。このころ司馬遼太郎は『胡蝶の夢』『項羽と劉邦』を刊行、さらに『ひとびとの跫音』の連載を開始した。この巻は多彩な文学・美術論や「天山の麓の緑のなかで」等のシルクロード紀行など55篇を収録。
目次 : 匠気のなさと迫力/ 井上ひさし氏のユーモアについての管見/ 序文(小野寺佐著『みづきの花の匂ふとき』)/ 無題(ニコライ著/中村健之介訳『ニコライの見た幕末日本』)/ 奇妙さ/ 遠藤周作氏『鉄の首枷』について/ 作者のことば(「ひとびとの跫音」連載予告)/ わらしべを落とさせないように/ 無題(「わらしべ学園」特別講演)/ そのころ〔ほか〕
【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923‐1996。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。’66年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。’93(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、’71年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希
読了日:2023/03/28
時代
読了日:2021/08/10
まさにい
読了日:2022/10/14
VAN
読了日:2015/09/06
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