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ISBN 10 : 4022513500
Content Description
「私はどうにも近江が好きである」と、『街道をゆく』シリーズで、すでに足を運んだ滋賀県を再訪した司馬さん。彦根城や姉川の古戦場、安土城趾などをめぐる旅の合間に、安藤広重の浮世絵に描かれたままの、変わらないたたずまいのもぐさ店を見かけ、胸をなでおろします。バブル経済を迎えようとする1980年代初頭の日本で繰り広げられていた乱開発。その魔の手が、琵琶湖の水質汚染を招いていることを目にし、旅の終盤では日本の行く末を憂う言葉が散見されるようになります。全文掲載。中高生から大人まで。
目次 : 近江の人/ 寝物語の里/ 伊吹のもぐさ/ 彦根へ/ 金阿弥/ 御家中/ 浅井長政の記/ 塗料をぬった伊吹山/ 姉川の岸/ 近江衆/ 国友鍛冶/ 安土城址と琵琶湖/ ケケス/ 浜の真砂
【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、逝去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゲンキ
読了日:2021/01/03
kiho
読了日:2016/10/24
yasu7777
読了日:2016/05/08
りょうけん
読了日:2016/04/23
めぐみこ
読了日:2019/05/10
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