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城塞 中巻

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784101152219
ISBN 10 : 4101152217
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2002
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とん大西

    いよいよ大坂冬の陣。真田幸村、後藤又兵衛ら歴戦の強者どもが脱け殻と化した大坂城を舞台に華やかで勇ましい活躍をみせてくれます。天下の巨城をめぐる攻防…悲劇であるはずの人間模様を時に喜劇のように映し出す籠城方のあさましさ。…滑稽ですらあります、哀しいほどに。恐慌に駆られる淀殿と女官衆、浅知恵の大野治長、籠の鳥の秀頼。対して不屈の闘争心を前面に押し出す幸村や又兵衛。大坂城の混沌を嘲笑うかのように全てを手玉にとり、謀りに謀り、畳み掛ける家康。壮大かつ見事過ぎる茶番です。それにしても…あぁ、真田丸…。

  • 金吾

    ◎大坂冬の陣で真田、後藤、木村等前線指揮官は頑張っていますが、淀君を始めとした首脳部の無能さのため、なすがまま講和になりました。戦略のミスは戦術・戦闘で補えない典型的な例だと思いました。歴史を振り返るとやはりほとんどが戦略で勝敗が決まるように思いますが、日本は戦略が苦手と言われているので少し不安になりました。

  • やっちゃん

    注釈でよさそうな説明まで垂れ流しで流れが悪い。腹黒すぎて好きになれん悪役家康はフィクションなら大逆転でやられる役だけど現実は非常である。万全の体制で闘って欲しかったわ。あまりに一方的で辛すぎる。家康には相手の良さも出させて盛り上げるプロレスを学んで欲しい。

  • つーこ

    再読。真田幸村活躍の場面は何度読んでも鳥肌が立つ。大阪側の愚鈍さ(特に大野修理!!)が極まり、もう真田や後藤の頭脳を持ってしても豊臣家が落ちるのを止められない無念さや家康の老獪さに苛立ちを覚えながらもページをめくる手が止まらなかった。司馬遼太郎で育ってきた私なので、家康のイメージはカッチリこの像。逆に家康側に立った小説ではどんな風に描かれているのか、一度読んでみたくなった。

  • 優希

    真田幸村、後藤又兵衛など、関ヶ原で敗戦した武将たちが大坂方に籠城するのに重みを感じました。家康側は城を包囲し、ついに冬の陣が始まったと言えるでしょう。大坂方の存在がどうも腑に落ちないのは、勝利を勝ち得たと思わせながら、家康の方が上手に見えるからでしょう。淀殿と秀頼は生きることに執念があるようですが。夏の陣、彼らの行く末を知っているだけにある意味複雑です。

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