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幕末維新のこと 幕末・明治論コレクション ちくま文庫

Ryotaro Shiba

User Review :5.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480432568
ISBN 10 : 4480432566
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

司馬遼太郎が残した幕末・明治に関するエッセイや対談、講演より精選したアンソロジーの“幕末編”。竜馬、松陰、新選組など司馬作品を彩る人物たちはもちろん、史料の片すみにひっそりと登場する「無名の人」にまで注がれる眼差しと、世界史上稀有な革命を実現させた江戸日本の風土を読み解く鋭い批評眼が交差する至高の“歴史語り”を堪能する19編。

目次 : 第1部(あとがき(『竜馬がゆく 立志篇』)/ 坂本龍馬と怒涛の時代/ 勝海舟とカッテンディーケ―“国民”の成立とオランダ ほか)/ 第2部(無名の人/ ペリー・ショック―「排日問題の原形」より/ 幕末のこと ほか)/ 第3部(新選組/ 左衛門尉の手紙日記/ 竜馬の死 ほか)

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923‐1996。大阪府生まれ。大阪外国語学校蒙古語部を卒業。昭和35年に『梟の城』で第42回直木賞を受賞。51年に日本芸術院賞恩賜賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章

関川夏央 : 作家、評論家。1949年、新潟県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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司馬さんの小説を読んだのちにこの本を読む...

投稿日:2017/07/27 (木)

司馬さんの小説を読んだのちにこの本を読むと、理解が深まります。司馬さんのエッセイ・対談・講演は魅力的で引き込まれます。膨大な文献読破力から得られた広い知識と深い考察からにじみ出ている素晴らしい小品集です。

テリーヌ さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    面白かったです。幕末維新に関わった志士たちを史実的に語っていて、小説とはまた違った魅力を見せてくれました。司馬作品の中心になりうる人物は勿論、傍にいる無名の人にもあたたかい眼差しを注いでいるので、幕末の人々の風景が目の前に浮かんでくるようです。それにしても坂本龍馬への想いはやっぱり凄いですね。龍馬についてはかなり語り方が思い入れのあるように感じます。『竜馬がゆく』を久々に読みたくなりました。

  • ロマンチッカーnao

    司馬さんの幕末に関するエッセイ、講演、あとがき等を集めた本。そのどれもどこかで目にしたものです。でも、ぐっと引き込まれてしまいます。龍馬、晋作、小五郎等々の人々、そして、それに敵する、新選組、そのどっちもが、司馬さんが語ればいいやつで、司馬さんの愛情ももちろんですが、読んでいるこっちまで愛情深くその人物に傾倒していってしまいます。もうすぐ司馬さんの命日、菜の花忌ですね。感慨深いですね。

  • 時代

    幕末・維新について書かれたモノをまとめたコレクション本。勿論既読の話ばかりだがここまでまとめられると、もうお手上げな感じで天晴れでした◎

  • スプリント

    司馬遼太郎のエッセイは読みやすく面白い。

  • みち3

    「無名の人」が司馬遼太郎さんだな〜って特に思った。亡くなって20年以上経ち、司馬さんご自身が歴史上の人物になってしまっているのだが、その文章、語り口からは古臭さが感じられず、人物への愛情と同時に鋭い批評がとても心地よい。やっぱ、自分は司馬さんが好きなんだな〜と再確認。

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