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歴史のなかの邂逅 同時代篇 中公文庫

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122073920
ISBN 10 : 4122073928
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan

Content Description

司馬遼太郎の遺した多くのエッセイから、子母沢寛、三岸節子、岡本太郎、梅棹忠夫、池波正太郎、桂米朝、田辺聖子、近藤紘一ら、同じ時代を生きた作家、芸術家、学者、宗教家たちを綴る五十五篇を精選。歴史上の人物を語った好評「歴史のなかの邂逅」シリーズの掉尾を飾る待望の人物エッセイ集・現代篇。

目次 : 敦煌学の先人(石浜純太郎)/ 微光のなかの宇宙(須田国太郎)/ 故子母沢寛さんの「人」と「作品」(子母沢寛)/ 不世出の創造力(吉川英治)/ あとがき(『古往今来』)(浜田庄司)/ 今東光氏の昭和三十年前後(今東光)/ 平尾道雄史学の普遍性(平尾道雄)/ この人の含羞(大宅壮一)/ 空に徹しぬいた偉大さ(昭和天皇)/ 後世に遺るべきもの(岩田専太郎)/ 海音寺潮五郎氏のこと(海音寺潮五郎)/ 本質うがち光源を発見(小林秀雄)/ 結晶化された鴻儒(吉川幸次郎)/ 貝塚茂樹『中国の古代国家』について(貝塚茂樹)/ 世界像の造成者(桑原武夫)/ 三岸節子の芸術(三岸節子)/ 花と人(肥原康甫)/ 人間のゆゆしさ(上司海雲)/ 須田剋太氏の芸術と人間(須田剋太)/ 山本さんの律義(山本健吉)〔ほか〕

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 大正12年(1923)、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。昭和34年『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。42年『殉死』により第九回毎日芸術賞、51年『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、57年『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞、58年「歴史小説の革新」により朝日賞、59年『街道をゆく 南蛮のみち1』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、62年『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、63年『韃靼疾風録』により第十五回大佛次郎賞を、それぞれ受賞。平成3年、文化功労者に顕彰される。5年、文化勲章受章。日本芸術院会員。平成8年(1996)2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kazuo Tojo

    司馬さんの人物エッセイ、戦後、復員されて産経新聞に入って美術関係の方と関わった方がいるんですね。知らない人が大勢だけど司馬さんの視点で表現される文章に魅了されます。特に興味深いのは、池波正太郎さんのこと。同じ年代のお生まれだったんですね。とにかく昭和感満載で満足です。

  • Hiroki

    朝霞図書館 いつも通り期待値を遥かに上回る読後感に漂わせてくれる人だ。文学の表現者だけでなく、宗教者やジャーナリストや哲学者や絵画・工芸の達人などなど、いったいこの御方の興味関心領域や好誼範囲はどこまで広がっていたんだろう。遠慮や思いやりや慈しみの心根が、人間の幅・振幅を大きくするのが良く分かる。「芸術は風土との関係によって成立する。例えば色彩の中の赤。日本人の赤は水蒸気に煙っているが、欧米やアフリカの赤は強烈に主張する。」とか「体内に仁王を蔵しながら、とてつもない自制心を持つ人」とか…沁みる言葉だ。

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