Books

箱根の坂 上

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062748018
ISBN 10 : 4062748010
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2004
Japan

Content Description

応仁ノ乱で荒れる京都、室町幕府の官吏、伊勢氏一門の末席に、伊勢新九郎、後の北条早雲がいた。家伝の鞍作りに明け暮れる、毒にも薬にもならぬ人間で生涯をことなく送るのが望み、と考えていた。だが、妹分の美しい娘、千萱の出現が、彼の今までの生き方を激変させる契機となり覇者への道を歩み出した。

【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語科卒。産経新聞社勤務中から歴史小説の執筆を始め、’56年「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞を受賞する。その後、直木賞、菊池寛賞、吉川英治文学賞、読売文学賞、大仏次郎賞などに輝く。’93年文化勲章を受章したが、’96年72歳で他界した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ケイ

    舞台は京都。荒木兵庫ら百姓の二人が京都へ連れた女の兄が、のちの早雲。早雲の伊勢家は将軍家の申次役で、早雲は将軍の弟の義視の申次役だったが、さして力はもたず。応仁の乱の東軍の大将に担がれたために、逃げ出す義視。その後の早雲は浪人のように京で暮らしていたが、妹が今川家が生んだ今川家の跡継ぎ6歳の時に後見人になるよう頼まれたために、荒木兵庫ら3人の百姓をともに駿河へ。上巻の印象が強烈なのは、骨皮道賢。応仁の乱は大名が起こしたとはいえ、民は飢えていても将軍、大名、僧やらは風流だとくれば世間は荒んでいたのだろう。

  • 遥かなる想い

    北条早雲の話。あまり他の小説家がとりあげていない人物をうまく司馬視点で現代に甦らせてくれている。司馬が描くと、戦国の武将たちは何と魅力的ななのだろう。

  • むーちゃん

    いよいよ駿河へ。やっと動き出す。詳しい感想は 中、下巻にて。

  • 優希

    応仁の乱の時代背景がよくわかります。北条早雲の若き頃が語られていました。生涯を家伝の道で歩もうとしていたのが意外です。妹・千萱を奉公に出したことで、早雲の生き方に変化のきっかけが訪れたと言えますね。覇者への道へと歩み始める人生の始まりです。

  • 金吾

    ○新九郎は淡々としていて欲はないように思えますが、人を魅了する資質にとんでいます。飛翔し始める前段階ですが、当時の世相がわかりやすく書かれています。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト