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ISBN 10 : 402264494X
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「国家とはなにか」をテーマに、1993、94年に訪れた台湾を描いた長編。蒋家の支配が終了し、急速に民主化がすすみ、歴史が見直されようとしていた。著者は台北、高雄、台東、花蓮などを訪ねる。「台湾」という故郷を失った日本人もいれば、「日本」という故郷を失った台湾人たちもいた。巻末には当時の李登輝総統との歴史的な対談「場所の悲哀」も収録している。
目次 : 流民と栄光/ 葉盛吉・伝/ 長老/ でこぼこの歩道/ 歴史の木霊/ 二隻の船/ 李登輝さん/ 続・李登輝さん/ 南の俳人たち/ 老台北〔ほか〕
【著者紹介】
司馬遼太郎 : 1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの跫音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ミカママ
読了日:2022/09/13
まーくん
読了日:2023/09/05
chantal(シャンタール)
読了日:2021/02/16
おさむ
読了日:2020/09/27
Book & Travel
読了日:2021/02/26
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