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豊臣家の人々

Ryotaro Shiba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122020054
ISBN 10 : 4122020050
Format
Books
Publisher
Release Date
June/1993
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

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  • 雪風のねこ@(=´ω`=)

    一庶民から天下を取った秀吉に関わった人々の数奇な生涯を描く。北ノ政所と旧臣加藤清正・福島正則勢、故浅井長政勢である淀殿及び石田三成等の近江閥との軋轢が興味深い。同著作「関ヶ原」では判りにくかった、敵味方に分かれる経緯が詳しく書かれている。淀殿とその乳母がちょっと饂飩すぎる描き方に見えるが大河ドラマ「真田丸」を顧みるにあながち間違いでもないのかも。秀吉の愛情は一方的にも感じ取れ、それ故に憎悪を呼んだのではないかと思う。愛情は、受けるだけではその人を成長させず、他人に分け与えてこそ初めて成長できるのである。

  • chantal(シャンタール)

    【司馬遼太郎の二月】すでに様々に語られている秀吉だが、この本は秀吉の家族を取り上げ、その家族を通して秀吉を語っている。晩年まで子に恵まれなかったため、あちこちから養子を取っていた秀吉。お恥ずかしながら、小早川秀秋が彼の養子でさらに小早川家へ養子に入ったとは知らなかった。司馬先生の筆は、まるで教科書を読むような淡々とした語り口で、またちょっと歴史を勉強したくなった。度々登場する、黒田如水についてはあまりよく知らないのだが、ちょうど「吉川英治全集」の中に彼の物語があるから続けて読んでみよう。

  • Die-Go

    「国盗り物語」「新史太閤記」「関ヶ原」「城塞」では描ききれなかった豊臣秀吉の縁故の人々の短編集。「豊臣秀次」「小早川秀秋」「宇喜多秀家」「北の政所」「豊臣秀長」「駿河御前」「結城秀康」「八条宮」「淀殿、秀頼」と九編が編まれているが、中には血の繋がりのない者も含まれており、その生涯は豊臣家の一員として権謀術数の中で振り回されまくっていると言う点で共通する。繰り返しになるが長編では拾いきれなかった所が描かれていることで、これまでの物語に深みを与えてくれている。これにて暫く戦国時代からは離れようと思う★★★★☆

  • けやき

    【再読】歴史上の一時期、急に浮上し滅亡した豊臣家の人々を描いた短編集。再来年の大河の主人公である秀長が主題の「大和大納言」など、面白く読んだ。

  • kawa

    (再読)身内に英雄がいた故に、悲劇や数奇な人生を歩んだ人々を描く秀作短篇集。秀吉晩年に子供ができ不必要となって身内もろとも殺された秀次(姉の長男)、関ケ原戦の裏切り間もなく脳病で亡くなる小早川秀秋(夫人・寧々の甥)、八丈島に流され長命したが貧困に苦しんだ宇喜多秀家(養子)、夫人・寧々、ナンバー2として活躍の秀長、強制離婚させられ家康に嫁がされた旭姫(妹)、養子の結城秀康(家康次男)八条宮(後陽成天皇の弟)、そして淀殿と秀頼。「真田太平記」読書中のサイド・ストーリーとしてもグッドで読み応え十分。

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