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となりの脳世界 朝日文庫

Sayaka Murata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022650184
ISBN 10 : 4022650184
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan

Content Description

人と違う正座の形で座っていたり、ぬいぐるみの「山田」を飼い始めたり、小さな頃の思い出やコンビニバイトのことなど、デビューから今まで各紙誌に書いたエッセイを厳選した決定版。文庫化にあたり新たなエッセイ15本を追加収録。読み終えると世界が広がる。

目次 : 小さい頃について(スーパーの蜃気楼/ 宙返りの終焉 ほか)/ 日常について(歌舞伎町の店員/ 四度目の出会い ほか)/ 好きなことについて(文庫本が並ぶ本屋の想い出/ 安らかな爆破 ほか)/ 散歩、旅することについて(ダイアログ・イン・ザ・ダーク/ 港区芝公園界隈 ほか)/ その後の日々について(いささか先生とわたし/ 飛行機の中で ほか)

【著者紹介】
村田沙耶香 : 1979年千葉県生まれ。作家。玉川大学文学部卒。2003年に「授乳」で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。09年『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞、13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞、16年『コンビニ人間』で第155回芥川龍之介賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • サンタマリア

    村田沙耶香さんのエッセイ集。彼女の小説の種みたいなエピソードがあり楽しかった。また、読み進めるにつれ彼女はやばい人なのでは?という疑惑が膨らんでいった笑。僕の脳世界も他の人が見れば似たような感想を持つのかもなぁ。

  • ヨーイチ

    村田沙耶香のエッセイ集。何故かエッセイを読みたくなった、否この作者の場合必要を感じたと言うべきだろう。あまり数はないみたいで、エッセイの連載を頼まれると言うことは「プロの作家」になった?と言うことでもあろう。コンビニでバイトは続けていたの?とか何歳だろうとか、よく出てくる友達っていつの友達?とかだんだん「紗耶香研究」が進んで行く気がして楽しい。勿論小文にも作品の素が埋め込まれていて納得することも有る。一読してわかったのは、この人の私生活の健全さと言うか、心配りが出来る賢さであろうか。続く

  • タツヤ

    普通という感覚が薄い人なのだなと思ったけれど、それでも友人が多いのは、好かれる何があるのだと思う。

  • hukkey (ゆっけ)

    著者が各紙誌に書いたものを集めて新作も加えたエッセイ集。これまで彼女の作品を読んで「発想が突飛で面白いけど何となくホラーだ」と思っていたが、覗き見ることで改めて感じたのは「整然とした脳内へ招待できる羨ましさ」だった。小心な一面や少数派として息苦しかったり、環境変化に戸惑って呆れられたりすることがあっても、彼女なりの論理で純粋に物事を捉えていて、自身の発想を忠実に扱っている。「わかる!」と共感できることもある。他人の意見や空気に流されていて「散らかって他所様に見せられない脳世界」の人も多いんじゃなかろうか。

  • コーデ21

    『きれいなシワの作り方』に引き続き村田さんエッセー2冊め。『きれいなシワ』では案外と「わかるわかる」と同感できるところが多めでしたがコチラは『コンビニ人間』のイメージとダブルような話が多めかも? 村田さんの不思議な世界観、存分に堪能できました😁

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