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絶縁

Sayaka Murata

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093567459
ISBN 10 : 409356745X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アジア9都市9名が集った奇跡のアンソロジー。

【著者紹介】
村田沙耶香 : 1979年生まれ。2003年、初め投稿した小説「授乳」で群像新人文学賞優秀作を受賞してデビュー。2009年『ギンイロノウタ』(新潮社)で野間文芸新人賞、2013年『しろいろの街の、その骨の体温の』(朝日新聞出版)で三島由紀夫賞を受賞。2016年に芥川龍之介賞を受賞した『コンビニ人間』(文藝春秋)は、30以上の言語で翻訳され、全世界の累計発行部数は100万部を突破した

藤井光訳 : 1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学文学部准教授

大久保洋子 : 1972年東京生まれ。北京師範大学文学院で中国近現代文学専攻。文学博士

福冨渉 : 1986年東京生まれ。タイ文学研究者、タイ語翻訳・通訳者。神田外語大学、青山学院大学非常勤講師

星泉 : 1967年千葉県生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。チベット語研究のかたわら、チベットの文学や映画の紹介活動を行っている。『チベット文学と映画制作の現在 SERNYA』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    村田 沙耶香は、新作をコンスタントにに読んでいる作家です。著者を含むアジア9都市9人の作家たちのアンソロジー、興味深く読みました。オススメは、村田 沙耶香『無』&郝 景芳『ポジティブレンガ』&韓 麗珠『秘密警察』です。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09356745

  • kei302

    アジアの若手世代の作家たちが同じテーマ「絶縁」のもと短編を書いたアンソロジー。人間の多面性を“ポジティブ”面で覆う“ポジティブシティ”の内部崩壊を描いたハオ・ジンファン「ポジティブレンガ」が面白かった。表題作チョン・セラン「絶縁」は業界内で声を上げ始めた人々から提示された社会問題を扱っている点が読みやすく、希望が見えるラストだった。村田沙耶香「無」東京タワーから感情や母性が送信されてくると思うと、ちょっと怖い。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    村田沙耶香さんの作品は実は初。「無」の気持ち悪いからこそ、人には話せない自分の心にいる感情を言語化している事に良くも悪くも心を鷲掴みにされた。流行すると皆一気にその色に染まる薄気味悪さを東京タワーからの電波によるものだと信じる「母」美代。そして「無」になろうとしてなれなかった「娘」奈々子。本当は皆と一緒に倣えるものが欲しかっただけのに自分が倣われる身になった美代に対し、奈々子が「化け物だと思い出したかった」という場面が残酷だ。美代にとって母性を抱かせてくれなかった癖に愛情を捨てた奈々子の方が化け物だった。

  • けぴ

    アジア作家による短編集。日本からは村田沙耶香『無』。彼女らしい切れ味の作品。感情により身の回りの色が変わる『ポジティブレンガ』が面白かった。このほか『秘密警察』『絶縁』を読んだが、後の作品は未読。

  • 空猫

    アジアの女流作家だけのアンソロジー。『中国・アメリカ 謎SF』の純文学版?フェミニズム版?本書も日本では未邦訳な作家さんが。なので?相性が合ったり合わなかったり。相変わらず正常な狂気が気持ち悪い 村田沙那香サン『無』。感情が色となって現れる、郝景芳サン『ポジティブレンガ』など。う〜ん。ほぼ挫折。

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