Product Details
ISBN 10 : 4569842771
Content Description
論語はすなわち儒教のことである―日本人の多くにとっての「常識」であろう。ところが、実はそうではない。子供のころ、祖父の摩訶不思議な「教え」から『論語』に接した著者は、のちに儒教の持つ残酷な側面を知り、強い葛藤を抱く。実際の孔子は「聖人」であったのか?なぜ『論語』は絶対に読むべきなのか?御用教学・儒教の成立と悪用される孔子、朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇など、中国思想史の分析を重ねた果てに著者がたどり着いた答えは、なんと「論語は儒教ではない」というものだった。曇りのない目で孔子の言葉に触れ、『論語』を人生に生かすための画期的な書。
目次 : 序章 私の『論語』体験と、私が見た「儒教の残酷さ」/ 第1章 定説や通念を覆す―孔子とは何者か、『論語』とは何か/ 第2章 御用教学・儒教の成立と悪用される孔子/ 第3章 朱子学の誕生と儒教原理主義の悲劇/ 第4章 朱子学を捨て、『論語』に「愛」を求めた日本/ 最終章 『論語』はこう読もう
【著者紹介】
石平 : 1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。著書に『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書、第23回山本七平賞受賞)多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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南北
読了日:2021/07/15
さきん
読了日:2019/04/27
ミッキー・ダック
読了日:2019/11/01
ゆきこ
読了日:2019/05/17
hk
読了日:2019/06/05
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