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餓鬼道の中国、武士道の日本(仮)Php新書

Shi Ping

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569845876
ISBN 10 : 4569845878
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2020
Japan

Content Description

源義経、楠木正成、西郷南洲…自己保身を求めず、清廉潔白を貫いた典型的な「日本武士」たちは、東洋的教養人の典型でもあった。武士の魂と儒教の理念と禅の境地が結合して渾然一体となり、つくり上げられた高潔無比、純一至大の人格。聖人の道を一貫して実現させてきたわが日本国こそが、本物の「道義国家」である。「中華」「中朝」と賛美されて崇められてきた中国よりも、わが日本国こそが本物の「中華」であり、まさに「真中の王朝」としての「中朝」なのである。元中国人・現日本人である中国評論の泰斗が見出したわれわれの本質、美学と武士道の心がここに。

目次 : 序章 わが子に教えたい日本武士の心―中国の不幸と日本の誇り/ 第1章 源義経に見る「武士道」の理想と原型/ 第2章 時頼と時宗―為政者倫理としての武士道の確立/ 第3章 楠木正成に見る理想的武士像の完成/ 第4章 信長、秀吉と家康―異なる武将像とその歴史的意味/ 第5章 「制度化された武士道」とその守護神たち/ 第6章 反逆者としての江戸武士―大塩平八郎と大坂の乱/ 第7章 武市半平太―「君子」と志士としての江戸武士/ 第8章 明治から現代へと受け継がれる武士道精神

【著者紹介】
石平 : 1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。著書に『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(第23回山本七平賞受賞、PHP新書)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぷりん

    「武士道精神」がよく分かった。「己に厳しき、人に優しく、負けると分かっていても自分の信じたことを貫く」源義経から時代を得て、継がれている。今も、日本人は、「武士道精神」をもった人を好んでいると感じる。働き方改革が叫ばれ、「武士道精神」の時代とともに廃れていくのかな?と感じた。  それにしても、歴史の勉強をしないと、どんな人なのか分からない人がいる!もっと、本を読みたい。

  • 魔王

    武士道の起源から、時代ごとに現れる本当の武士の心を持った人たちを取り上げていました。特に、北条時宗の話は好きでした。日本最初の国難を守るために現れたと言っていい時宗はもっと評価されるべきだと思います。しいていうなら、反幕府よりですが、幕府側にもたくさん武士道を持った人物がいるので、取り上げてほしかったですね。

  • ムカルナス

    論語をはじめとする儒教の精神や禅の教えは本家の中国では文化大革命で徹底的に破壊されてしまったが、日本で独自の発展を遂げたことに元中国人の筆者は感激する。そして自分の息子にも祖国の中国文化に誇りを持ち日本の武士道精神を身につけてほしいと日本の歴史上の12人を選ぶ。生粋の現代日本人から見ると儒教や日本人らしさというのは長所もあるが欠点もあり、筆者のように手放しで称賛する気になれない面もあるが、外から見た日本精神の真髄を教えてもらったような気がした。信長=西洋人、秀吉=シナ人、家康=日本人という見方も面白い。

  • iszksny

    武士道精神、かつて世界の人々が称賛した日本人を表す言葉。今の日本人にどれだけ武士道精神を持つ人がいるんだろう。それぞれのエピソードには勇気をもらい、現代の日本に危機意識を持つそのような本でした。

  • くらーく

    中国に生まれ日本に帰化したからこそ、武士道について純粋?に学び選び抜かれた偉人達。あー、漢だなあ。 ここには美学がある。潔さがある。良くぞこの偉人達を選んでくれたなあ、と。 改めてみると、ほとんどの偉人は、一つの事をやり遂げたら、亡くなってしまうんだわな。それこそ、命を懸けて一事を為すのかねえ。

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