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ISBN 10 : 4198656290
Content Description
本書は歴史的な視点から、中国の政治・宗教・文化・社会全般を考察の対象にしたものだ。「中国」に関する筆者独自の政治論・宗教論・文化論・社会論を多角的に展開しているので、いわば「石平の中国論」のすべてがこの一冊に凝縮されている、という感じである。
目次 : 第1章 白紙の乱―民衆が「皇帝はいらない」と叫ぶ国(皇帝はいらない/ 白紙の乱 ほか)/ 第2章 皇帝の設定―中華の世界観と皇帝の行動原理(唯我独尊かつ傍若無人な振る舞い/ 2000年以上続いた皇帝による独裁 ほか)/ 第3章 皇帝の外交―隣国を悪魔の国に仕立てる(皇帝外交の起源/ 「合従連衡」で生き延びた毛沢東政権 ほか)/ 第4章 民族と国土と民―漢民族の行動原理(漢民族からすれば、他の民族はすべて少数民族/ 少数民族に対するジェノサイド ほか)/ 第5章 漢意と日本人―日本精神と中華思想の関係(漢詩の世界はユートピア/ 儒教世界のユートピア ほか)
【著者紹介】
石平 : 評論家。1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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