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Tas 特別師弟捜査員

Shichiri Nakayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087711592
ISBN 10 : 4087711595
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan

Content Description

学園一のアイドルが死んだ。事故か、自殺か、それとも事件か――。
中山七里が新たに仕掛ける、バディ×学園ミステリ!

「ねえ。慎也くん、放課後ヒマだったりする?」楓から突然声をかけられた慎也は驚いた。楓は学園のアイドルで、自分とは何の接点もないからだ。用件を言わず立ち去る楓を不審に思いながらも、声をかけられたことで慎也の胸は高鳴っていた。彼女が校舎の3階から転落死するまでは――。事故か、自殺か、それとも事件か。学校は騒然となるが、さらに彼女が麻薬常習者だったという噂が流れる。学校での警察の聞き取り調査が始まった。
そこに現れたのは、慎也の従兄弟で刑事の公彦。公彦は、転落死の真相を探るため、教育実習生として学園に潜入することを決める。公彦と慎也は力を合わせて事件を解決できるのか――。そして、なぜ楓は、慎也を呼び出したのか――。予想だにしない結末が二人を待ち受ける。

【著者略歴】
中山七里(なかやま・しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。2009年『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。そのほかに『贖罪の奏鳴曲』『テミスの剣』『ヒポクラテスの誓い』『ネメシスの使者』『ワルツを踊ろう』『逃亡刑事』『護られなかった者たちへ』『連続殺人鬼カエル男ふたたび』など著書多数。

【著者紹介】
中山七里 : 1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し2010年に同作で作家デビュー。音楽を題材にした岬洋介シリーズのほか、時事問題をテーマとしたミステリーまで幅広くてがける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    中山 七里は、新作中心に読んでいる作家です。タイトルのイメージと異なり、ハイスクール演劇青春ほろにがライトミステリでした。設定は良いのですが、動機が弱く、ご都合主義な気がします。

  • fwhd8325

    中山さんにしては珍しい学園ドラマでした。少し、空気が違うなと感じました。展開ももどかしく、思わせぶりな登場人物に、推理が翻弄されました。結末は、なるほどということなのですが、個人的には、これはありなんだと思いました。

  • うっちー

    前半の布石の割に、急転直下すぎ

  • nobby

    学園ミステリというより、青春学園モノな異色作だが、個人的には『スタート!』と重なる作風が嫌いではない。学園のヒロインが目前で転落死したのは、事故か自殺か、あるいは他殺か?帰宅部で平凡な慎也の従兄弟の葛城刑事とバディ組んでからの覚醒ぶりが半端ない!急遽入部した演劇部の演目「奇跡の人」の準備・上演への心配から、もう一気に読み進めるばかり!ヘレン・ケラーが引きこもり設定とは是非とも観てみたい(笑)それでいて最後に明かされる真相が招く結果は、あまりに酷過ぎる…ダメ押される事実の演劇内容との絡みに気付いてなるほど♪

  • タイ子

    軽く読める学園ミステリー。たまにはグロさも忘れて青春もので捜査開始。学園のマドンナ(古い?アイドル)が校舎の窓から転落死。死ぬ前に意味深な声を掛けられた慎也が真相を探るべく彼女が在籍していた演劇部に入部。そこで慎也は思いがけない才能を発揮する事になる。演劇部の生徒たちの様子を描いてる部分が大半ではあるけど、これも青春ものだと思えば面白く読める。「奇跡の人」のアレンジもなかなかの出来栄え(このあたりはやはり七里さんですね)慎也に学園内を調査させる従兄の葛城刑事が登場。あれこれそんな事を?!あ、小説でしたね。

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