Special Features Related to This Product

Books

超!簡単なステージ論 舞台に上がるすべての人が使える72の大ワザ / 小ワザ / 反則ワザ

Sho Kiryuin

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845638857
ISBN 10 : 4845638851
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

本書は努力や難しいことは一切なし!音楽の話も一切なし!
ゴールデンボンバー鬼龍院翔が20年近くステージ活動をしてきて学んできた
「音楽以外にやったほうがいいこと」を全て書き出したマニュアル本。

ゴールデンボンバーのリーダーであり演出担当としてステージ活動をし、元芸人でもある特殊な経歴を持つ鬼龍院翔。
自分のファンではない他の出演者のお客さんやフロアの人の心をいかに開くか、記憶に残るか、満足感を感じさせられるか。
そして新たな人にファンになってもらうため、ライブ・ステージで常に意識していることが幾つもあります。
それは例えば
・一番後ろの列のお客さんにもわかるようにパフォーマンスをする
・演奏する前にどんな曲か説明する
・誰一人疎外感を与えない
など、実はとても単純で小さなことの積み重ねなのですが、これらをやるだけでフロアのお客さんの満足度に大きな差が出ると感じています。
しかし、実際のライブシーンではそれらを実行していない人たちが多いのが現状です。
おそらく「音楽の力だけで」オーディエンスに振り向いてもらおうと思っている故なのだと思いますが、鬼龍院翔は音楽だけでアプローチすることを早々に諦め、自分は「音楽の天才ではない」と自覚し、音楽以外で出来ることも進んで実践してきました。
そんな鬼龍院翔が長年のステージで得た経験からまとめたこれらの方法論を本書では「ステージ論」と呼び、このメソッドを中心とし、「ステージに立つ人が成功を掴むための方法論」を解説しています。
その内容は決して難しいことはなく、当たり前のことをただ実践するだけ。努力などせず今日から使えるものばかり。
ミュージシャンだけでなく、お笑い、演劇、アイドルなど、エンタメ業界に生きる演者すべての人間が今日から実践できる内容が詰まった一冊です。

※本書は音楽だけで人を振り向かせられる「音楽の天才」の方には全くもって必要のない本です。
しかしもしあなたが「自分は音楽の天才ではないかもしれない...」「天才だと思ってたんだけど活動できるタイムリミットが迫ってるな...」と少しでも思っていたら、本書は強力な効果を発揮すると思います。
音楽以外のことも出来る限りやって、エンターテイナーとして夢破れないための方法を全て記しました。
夢破れる人が一人でも減って、ライブエンターテイメント業界が活発になることを願います。

【コンテンツ】
■ステージ論・念頭に置くべき六箇条
・興味のない人の心の扉を開くのは音楽ではない。
・可能性を狭める意見は基本的にすべて無視する。
・ステージは見やすさを第一に考える。
・あなたのジャンルが特殊であることを理解しておく。
・おいてきぼりな気分の人を生み出さないように細心の注意を払う。
...ほか

■観客を満足させるための50の法則〜ステージ論
・まずは音楽への幻想・過信を捨てる。
・客席の「見えづらさ」を体感しておく。
・地雷を踏みたくなければ、前のステージは観ておくべき。
・ライブ前、フロアの空気を整えるためのテクニック。
・曲間のMC完全マニュアル
・MCはステージ序盤で入れないと意味がない。
・歌う前の曲の解説は、ボケの前フリにも使える。
・万人に通用するのは、下から目線のMC。
・対バン目当てのお客さんを、振り向かせる方法。
・あなたに興味がないお客さんへのアプローチ。
・MCで、他の演者のコンテンツを横取りしてはいけない。
・地方のお客さんは、手垢がついた地元話に飽き飽きしている。
・聴き取りにくいMCの簡単な改善方法。
・こんなMCは嫌だ! 5選
・外音爆音問題
・オケがフルで鳴っているときでも言葉をちゃんと伝える方法。
・ライブハウスでは歌詞の9割は伝わっていない。
・曲中の振りは強要してはいけない。
・お客さんの心の扉を開くには
・愛嬌の大事さはYouTuberに学ぶ。
・フライヤーを100枚配るなら、それをきっかけに10人と話す。
・PAさん、照明さんはあくまでハコのスタッフ。期待し過ぎてはいけない。
・理想のお客さん像を押し付けることはやめましょう。
・8割のマンネリを、全力で見せる。
・あがり症でも、ステージに立ち続ければ日常になる。
・どんなライブを見学してもマイナスなことはひとつもない。
・友達を呼んでチケットノルマを埋めるのは意味がない。
・著名ミュージシャンのライブDVDが参考にならない理由。
...ほか

■円滑に活動を続けていくためのバンド運営編
・「良い曲をやれば売れる」ほど理想的な世界ではない。
・ONE OK ROCK後釜選手権に参加しない方が良い。
・方向性に迷ったら、両方やる。
・仕事で関わっていない異性をSNSでフォローしない。
・メンバーはいずれ水を飲むだけでむかつく時期がくるらしい。
・ライト層が抜けられないよう、深い沼を掘っておこう。
・バンドを諦める前に、やれることを全部やったか問うてみる。
...ほか

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • くさてる

    舞台は見る側の自分としても納得いく具体的なテクニックが真面目に語られていて、ほんとに面白かった。ひとりの客もこぼすまい、という真面目な姿勢が感じられます。これを徹底するのは本当に大変だろうけど、これが出来ているとそうでないのとではどんどん差もついていくだろうな……と思ったり。ステージに立つ人、ステージを見る人、どちらにもおすすめです。

  • 澤水月

    「迷惑客は心の病である可能性も考慮を」に胸つかれる。徹底的に「すべての立ち位置の観客」ファースト。見え方を毎回確認、出し物に「高さ」意識喚起、対バンなどでの地蔵客にも興味持たせる工夫など。演者の役に立つし普通にビジネスや人間関係にも役立つ。優しくてクレバーすぎる…が、「PAや音響はハコの人。頼りすぎない」「エンタメ業界は若さが勝負、解散し戻っても業界は若さとる、全員が竹原ピストルになれない」など「超絶ベテラン」でない音楽の続け方にも真摯(字数で略してるが全て丁寧な書き方)。鬼龍院、レジェンド級だと私思うよ

  • ともブン

    売れるバンドは何が違うのか?著者は幾度も自問自答して今の位置に辿り着いたのだろう、説得力が違う。アートではなくエンタメである、というキーポイントが大きく響く。ステージ論と銘打っているが、組織で働く人や顧客に接する仕事をしている人にも良きヒント。第二、第三の視点を持つこと、商品やサービスだけでなく自分たち自身のストーリーを伝え愛着を持ってもらうこと、など。これから挑戦する人に、そのまま本書をなぞればよい、というふうには書いていないところも素晴らしい。よい教科書になりそう。

  • OjohmbonX

    「徹底的に客を平等に扱う」という点で、サイゼリヤに近い精神だと感じた。内輪ネタで初見の客を置き去りにしない。曲紹介を入れてファンでない客も理解できるようにする。ノリ慣れていない客も楽しめるよう振りを強要しない。ステージが見辛い客に配慮する。「困った客」の相手をして他の客の時間を奪わない。それらを「客に優しい」と言われると違和感があると著者は言う。アーティストとして良い作品を提供するだけでは足りない、同時にサービスの提供者としての側面にも当然意識が必要なはずだ、という認識があるのだろう。

  • tomosaku

    ゴールデンボンバーのリーダーが綴るステージ論とバンド論。てっきり、そこから人生論などに派生するかと思ってたら、ガチでステージ論とバンド論だった。 なので、あくまでステージイベントを行う人が読むべき本という感じだが、そんな中にも、一般的に普遍的な物事や考え方が混じっているので、その集合の重なりを見ていくのが面白い。演者だけでなく、リアルのエンタメを作る人は読んでみても良いかも。 校正の甘さは、ちょっと気になったかも。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items