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ISBN 10 : 491035266X
Content Description
若き谷川俊太郎の日常―
日本を代表する詩人・谷川俊太郎氏は、自身で写真も多く撮影している写真家でもある。「楽園」は、谷川俊太郎が詩人・写真家としてまだ世に出る前の18歳から21歳の時期に、二眼レフカメラで身の回りの日常を捉えた写真を収めた写真集と、友人に勧められて詩作を始めたころの詩を中心に谷川氏自身が選び編んだ詩集の2冊をリソグラフ装の箱に収めた「谷川俊太郎の原点」の作品集である。
谷川氏が愛した日常の光景を収めた写真と、社会への距離感と自由への憧れを感じながら生きる心象を描いた詩を併せて味わうと、写真が持つ含意がより深まるように感じられ、70年前の谷川氏の作品が、時を超えて今も、豊かな時間と空間を湛えていることに驚かされる。
「楽園」は、谷川俊太郎氏のアーリー・ワークスであると同時に、70年早くに生まれた「永遠の少年」の魂のタイムカプセルである。
製版と印刷と製本は、熟練した手仕事の職人的なプロが集結して携わり、装丁のリソグラフまで手仕事というクラフトワークの塊を、愛蔵版として少数限定で制作する。アートディレクションと編集は、フィルム写真の素晴らしさを再発見して、新たに現代に甦らせる「Dear Film Project」のメンバーが担当した。
写真集「lost&found」 布製80ページ
詩集「shuffle」 布製80ページ
リソグラフ函入り
※本書は2冊セットでの刊行となります。
【著者紹介】
谷川俊太郎 : 1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。詩作のほか、エッセイ、絵本、翻訳、作詞など、常に詩の可能性や領域を広げる新たな試みを続け、写真家としても書籍を刊行するなど、幅広く作品を発表している。著書・受賞多数。海外での人気や評価も高く、日本を代表する詩人である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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