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アウトサイダー 上 文春文庫

Stephen Edwin King

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167921644
ISBN 10 : 4167921642
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
白石朗 ,  

Content Description

平穏な町で起きた、11歳の少年の惨殺事件。ラルフたち地元警察は、複数の目撃証言を得て、高校の教師で少年野球のコーチとしても慕われるテリーを逮捕した。しかし、彼には完璧なアリバイがあることが判明する。自身の潔白を主張するテリー。一方で、異常犯罪への憎悪を募らせる遺族と住民たち。そして、町を新たな悲劇が襲う。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年、アメリカ、メイン州生まれ。高校教師を経て、1974年『キャリー』で作家デビュー。代表作に『シャイニング』『ザ・スタンド』『IT』『11/22/63』などがある。初のミステリー作品である『ミスター・メルセデス』でエドガー賞最優秀長編賞を受賞

白石朗 : 1959年、東京生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケンイチミズバ

    アメリカでは普通なのだろうか。刑事が仕事の詳細やミスまでも家でパートナーに打ち明ける。悩む夫を励まし夫に行動を促す妻。拙速な判断ミスの代償は大きく、このまま失職するかも知れないが、それよりも最大の焦点は真犯人が野放しかも知れないこと。キングのお約束、善良な家族は次男を失う。あまりに酷い方法で、母はショック死、父は自殺未遂、しかも腰に爆弾を抱えた隣家の老婆が亡き夫以外と唇を交わしたこともないのに、がんばって人口呼吸による蘇生を試みた結果、父親は植物状態で生き続けることに。このシーンはブラックジョークとしか。

  • naoっぴ

    中盤までは理不尽な証拠が次々とあがり、読みながら胸やけが。同じ日時に全く違う場所で、見た目どころかDNAまで同じ人間が行動することはあり得る?片方は文化的な場所で、片方は残虐極まりない殺人をして。どちらが本当のテリーなのか。事件関係者は死んだり苦しんだりでさすがに嫌になるけど、ページをめくる手が止まらない。非現実な事実こそが真実?陳腐になりそうなのに全然そうならない絶妙なストーリー運びにわくわくする。しかもいいところで上巻終了。すぐに下巻へ。

  • ひさか

    2021年3月文藝春秋刊。2024年1月文春文庫化。うーん。長い!。下巻へ。

  • こけこ

    えーっ、ありえないでしょ!とツッコミを入れつつも、途中で止められずに上巻一気読みで終了。飽きる要素が全くなかった。下巻を早く読みたい。

  • ロックスターKJ

    評価:★★★★☆ 4点 ミステリーと思わせておいて、実はホラーでもある、というキングにしかできない、いや許されないという作品。テリーの一家が気の毒すぎる。下巻が楽しみだ。

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