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「救済」の音楽 バッハ、モ-ツァルト、ベ-ト-ヴェン、ワ-グナ-論

Tadashi Isoyama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784276130166
ISBN 10 : 4276130166
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 〜気鋭の音楽学者による渾身のアプローチ / バッハ、ワーグナーの根源にあるものとは!〜 / 【目次】 / 第1章  J.S.バッハの音楽 / 結婚カンタータ≪満たされたプライセの町よ≫BWV216が甦るまで / J.S.バッハの作品概念 / オルガニスト、バッハ / 創造性と教育−バッハのクラヴィーア音楽 / バッハの視覚・視覚のバッハ / 生きなさい、死になさい、ここに憩いなさい / マニフィカト、ルター、バッハ / 第2章  古典派の音楽 / モーツァルトの<クレド>書法 / モーツァルトとバロック・ポリフォニー / ベートーヴェンにおけるダイナミックなソナタ形式の発明 / ベートーヴェンからの乾杯−≪第九≫の通年を問い直す / 第3章  ワーグナーとロマン派の音楽 / ワーグナーにおける救済概念の深化 / 陰画としての≪神々のたそがれ≫ / ≪パルジファル≫における聖の二重構造 / 愛−信仰−希望? / ≪パルジファル≫演奏史 / すべての聴衆に開かれた福音 / グスタフ・マーラーの現代性 / [著者]磯山雅

【著者紹介】
礒山雅 : 1946年、東京に生まれる。松本深志高校から東京大学に進み、同大文学部と大学院で、美学芸術学を専攻。1977年、国立音楽大学の専任教員となり、現在同大学教授。専攻は音楽美学・西洋音楽史で、とくにバッハ研究で知られる。1985年、『バッハ/魂のエヴァンゲリスト』(東京書籍)により、第1回辻荘一賞を授与される。2007年より日本音楽学会会長。毎日新聞の音楽批評執筆者、大阪いずみホール音楽ディレクターとして、実践にもかかわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どら猫さとっち

    今年2月に亡くなられた礒山雅先生の音楽評論集。礒山先生はNHKFM「古楽の楽しみ」の案内人のひとりで、毎週欠かさず聴いていた。番組で紹介した演奏のセレクトにも、彼独自の解説にも、音楽に対する真摯な姿勢が伺えた。礒山先生の音楽観が好きだったので、訃報に接した衝撃は忘れられない。本書は「救済」をテーマにして論じたものだが、本書はその秘密を解き明かしている。礒山先生の業績を讃え、改めて冥福を祈りたい。

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