Books

恋と誤解された夕焼け

Tahi Saihate

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103538134
ISBN 10 : 4103538139
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Rocky Boyd ,  

Content Description

コトバの最尖端を疾走し続けてきた詩人が新たな沃野に向かう第12詩集! 《だから空がとても赤く燃えている。ぼくは愛されたい。》――今、ここにいる私たちの魂の秘密は、詩のコトバによってしか解き明かすことができない。《どこからなら、きみを連れ去る神様の手のひらがやってきても平気か、教えて。水平線か、地平線?》生命と世界の光と影をあますところなく照らし出す決定的な42篇。

【著者紹介】
Rocky Boyd : 詩人。1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞受賞。2007年、第一詩集『グッドモーニング』を刊行。同作で中原中也賞を受賞。以後の詩集に『死んでしまう系のぼくらに』(現代詩花椿賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • aki

    「願い」と「死」を哲学する詩集。感情を詩として言葉にするなら、それはどこかに刺さらないといけない、何かを殺すものでないといけないと思う。誤解はその次の段階。「美しい鋭さ」がある文体は読み手の思考を止めさせない。立ち止まって思慮に耽るというより、次々と刺して刺して、時たま逃げるような、ある種の爽快感がある。「誤解」は「誤解する側」と「される側」の両者で成立するものだとした時に、その前提にある「願い」について我々は思いを馳せざるを得ない。言葉で刺している時、実は刺されてもいる?どこからでも読み返せる43篇。

  • はるな

    さみしさ、それも孤独感ではなく恋することでのさみしさが書かれている詩が多いように感じた。なかでも、最初の「流れ星の詩」が一番好き。「好きだと思う瞬間、流れ星になる」。これはわたしが誰かを好きだと自覚した時の感情そのもので。初っ端から泣いてしまったし、読み進めてからも何度もこの詩に戻るほど大切な詩になった。ほかにも「川じゃない」「花束の詩」「波紋の詩」などが好きでした。

  • 私にとって詩は希望であり光です。 そんな希望をたくさんくれる最果さんの詩が大好き。地球上のどこかにいる、誰かの一部分には必要とされる『詩』という存在がこれからもずっと存在し続けてくれたらいいなあと思います。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items