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落雷はすべてキス

Tahi Saihate

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103538127
ISBN 10 : 4103538120
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Rocky Boyd ,  

Content Description

祈りと予感に満ちた言葉が世界の極北を切り開く、最果タヒの最前線。読む人の世界の美しさのきっかけになりたい──。webマガジン「yom yom」掲載詩を中心に、「最果タヒ書店」のグッズ、雑誌、SNS発表作品を加えた44編を収録。詩の映画化、個展、作詞、街とのコラボレーションなど、ジャンルを超え続ける詩人が、言葉にならない思いを紡ぎ、未知の感覚を呼びさます最新詩集。

【著者紹介】
Rocky Boyd : 詩人。1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞受賞。2007年、第一詩集『グッドモーニング』を刊行。同作で中原中也賞を受賞。以後の詩集に『死んでしまう系のぼくらに』(現代詩花椿賞)ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 水色系

    夜寝る前に少しずつ読んでた。お気に入りはこいぬ座の詩(P39)。さみしさなんて感情などなければいいのにと思う。思うが、そうであれば私の好きなあの本やあの音楽も意味をなさなくなるのかというとそれはもっと嫌だな。

  • 石橋陽子

    死や愛 、孤独がテーマ。さよならの意味がわからないのは季節だけで、だから戻ってこられるんです、死の意味がわからないのは花だけで、だからまた咲けるんです。季節や花が擬人化されるなんてとても新鮮。タヒさんならではの視点で綴られる詩。自分の心境にも合う詩がきっとあることでしょう。巡る季節、もうすぐ春が来る。44編もあるどの詩も色々考えを巡らして楽しめました。

  • なま

    ★4 タヒさんらしい凍える様な生死感と愛の一冊。『日没の詩』『夕焼けの詩』『金色の詩』等が好き。私が惹かれるタヒさんの紡ぐ詩は色鮮やかなだけではない。透明感と光の粒に溢れダイヤモンドダストに覆われた世界の特別席で孤独に叫んでるイメージ。著者の感覚は三島由紀夫の『金閣寺』を彷彿とさせる。畏怖の念を抱かせる美しさと漆黒の闇。相対する物がすべからく、そこに存在する。本書のタイトル『落雷はすべてキス』に関しても本来愛情の証であるキスが不穏で危険な雷と一体化している。天から降り注ぐ様子はタヒさんならではの感覚。

  • 冬見

    他者の中に自分の姿を見つけたとき、人は確かに救われるのかもしれない。どうやったって人はひとりだ。ほんの一瞬、他者と交わったその瞬間を焼き付けて、胸に灯して生きていくのだろう。 「きみのために不幸になってもいい、なんて言葉で、好きを強化しなくていいよ。生まれてすぐの、幸福しかなかったころの朝の光を、ただきみの目の中に見つけた。」詩は死でタヒ。

  • おはぎ

    装丁は言わずもがなうつくしくて、文字組も工夫が凝らされていて、読んでいて何度もうれしい溜め息が出た。愛の詩。時に心を大きく抉られた。

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