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アリスのさくらんぼ -やなせメルヘン

Takashi Yanase

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784835456324
ISBN 10 : 4835456327
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan

Content Description

やなせたかし生誕100周年の記念復刊!
『十二の真珠』『だれも知らないアンパンマン』に続く“幻のアンパンマン”作品「飛べ!アンパンマン」を収録!!

やなせたかし生誕100周年にあたる2019年2月に、やなせの初期名作である『アリスのさくらんぼ』の復刊が、ついに決定!!
本書は、やなせの短編童話集で、1973年に刊行されたもの。
動物と人間の関係を通して「命」について問う名作であり、アニメ化もされている表題作「アリスのさくらんぼ」をはじめとする7つの短編童話集。
そして本書には、売れない漫画家ヤルセとアンパンマンの初めての出会いが描かれている、幻の作品「飛べ!アンパンマン」が収録されているのだ。
漫画家ヤルセナカスが、アンパンマンと出会い、貧困に苦しむ人に自分の顔を与え続ける彼の生きざまにふれ、アンパンマンのことを描きつづけるという決意を著した、やなせ作品の中でも最重要作品と言われるものだ。
『十二の真珠』『だれも知らないアンパンマン』に続き、また誰もが知らないアンパンマンの物語が、ひとつ復刊される。
  ―たとえ誰もよろこばなくても、編集者は反対しても、ぼくは君の物語を
   かきつづけるよ―
<内容>
・アリスのさくらんぼ
・杉の木と野菊
・サビ氏の流星砲
・タコラのピアノ
・飛べ!アンパンマン
・Mr.USUPPERAIの最期
・はだかのワニ

※本書は、1973年サンリオ刊『アリスのさくらんぼ』を底本に再編集して新装復刊するものです。

【著者紹介】
やなせたかし : 1919年2月6日、高知県出身。東京高等工芸学校図案科(現・千葉大学工学部)卒業。1973年、月刊絵本「キンダーおはなしえほん」に「あんぱんまん」掲載以降、人気シリーズとなり1988年から日本テレビ系にてアニメ化。2013年10月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かおりん

    やなせメルヘンと名付けられた小編7つ。めでたしめでたしで終わらないものもあるけど、イラストが多く想像しやすい。初期のアンパンマンは首から上が無くなるシュールな絵だった。「はだかのワニ」は好物のポンカンとワニ皮を交換するが、悪人に騙され丸裸にされる。博士は新種だと騒ぎ、孫娘だけが冷静なのがおもしろい。

  • えみ

    子供にも大人にも同じように物語を紡いでくれるやなせたかし先生。子供の頃は心踊らせ、熱い思いで先生の作品に触れていた。そして大人になった今はどこか懐かしく、それでいて新鮮な気持ちで物語に引き込まれていく。どんな言葉にも訴える力があるのだということを改めて教えてもらえる本。絵本ではないけれど、先生の人柄が滲み出る温度ある挿絵がたくさん載っていて嬉しかった。7話収録されているが、どれも可愛らしい話なのに深くて成る程と納得してしまうような妙に重みのある話だったりする。1日の終わりにそっと読みたいやなせメルヘン集。

  • やなせメルヘンと分類される3作目だそう。どれもちょっと心がざわつく。有名なアンパンマンくらいしか知らなかったけど、色々な作品を送り出してるんだな。あとがきが1973年10月となっていて、今から40年以上前の、全く社会も環境も異なるだろう時代に書かれたものなのに、色褪せず、考えさせられるし楽しめる。

  • izw

    やなせたかしのメルヘン第3集の復刻版。どれも風刺がきいていて、おもしろい。目次が変わっていて最初に驚いた。「表題と内容早わかりガイド − とりあえず短かい時間で立ち読みする人、あるいは手取早く内容を知りたい人、または読まないで批評文をかく人の為の親切なガイド、でなければ読む前の胸おどる予告編。」だそうだ。中に「飛べ!アンパンマン」もあるが、あのアンパンマンシリーズの元となった作品なのだろうか。

  • オズ

    アンパンマンの原型のようなお話ほか、短編をいくつか収録。杉の木と野菊の話はちょっとかわいらしいけれども、全体的になんだかほろ苦く厭世観がある。アンパンマンの短編に登場する兄ちゃん(ヤルセさん)はシンプルな線だけどイケメンだと思う

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