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Ai支配でヒトは死ぬ。(仮)

Takeshi Yoro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784828423258
ISBN 10 : 4828423257
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

仮想現実、グローバリズム、同一化の圧力…。「令和の常識」は、おかしなことだらけ。流行に背を向け、地に足をつけて生きる自足のススメ!

目次 : 第1章 肥大化するシステムと、崩れ行く世間/ 第2章 システムを超える「もの」「自然」「身体」「国語」の手触りについて/ 第3章 「手入れという思想」〜「バカの壁を超えるために」/ 第4章 「不気味なもの」との付き合い方/ 第5章 「自足」することと、「自立」すること/ 第6章 「一元化」し得ない世界のなかで/ 番外編 グローバリズムについて コロナ禍を考えるために

【著者紹介】
養老孟司 : 1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。95年、東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。89年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞。著書に、毎日出版文化賞特別賞を受賞したベストセラー『バカの壁』(新潮新書)のほか、多数

浜崎洋介 : 1978年生まれ。日本大学藝術学部卒。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。博士(学術)。文芸批評家。日本大学非常勤講師、『表現者クライテリオン』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami

    病院に行けば、医者は病人そっちのけでパソコン画面のデータ把握に余念がない。銀行では本人を目の前にして本人であることの証明を要求される。一人一人のヒトが持つ個性は、ノイズとして処理される。それらを先導しているのがAIである。このまま行けば、自然の塊として生まれるヒトの子どもも、幼少期から山川草木に触れることなく育つことで、脳のシナプスの刈り込みによって、人造人間的な脳を持った大人になってくるだろう。しかし所詮ヒトは自然の賜である。自然な身体と人造人間の脳と、将来どう折り合いを付けるのか。付けて行かれるのか。

  • さきん

    クライテリオンと養老氏がコラボする日が来るとは思わなかった(笑)。前編集長が鎌倉文学館館長の富岡さんだったので、そこでつながっただろうか。MMTに関しては、養老氏は明らかな明言を避けているような気がした。コロナ対策で、見当違いの緊急事態宣言やAIやビックデータが切り捨てる測定できない要素、身体の感覚についての違和感について意見の一致が見られた。参勤交代は貧乏な多くの日本人には難しいから、高所得者にこそ実践していただきたい。

  • ta_chanko

    AI時代とは、データが現実になる世界。人間がシステムに飲み込まれる社会。「ああすれば、こうなる」ではなくて、不気味なものや不条理なこととも付き合いながら、身体の声に耳を傾け、自足・自立した生活を構築していくことが大切。「改革」ではなく「手入れ」の思想。システムに適合させるような教育も面白くない。「クリエイティブ」とは、先が見えないほうを選ぶということ。いろいろ示唆に富む内容。

  • Tenouji

    あぁ、そう理解すれば、良かったのか!『生命の戦略は「選択と集中」ではなくて、「過剰と間引き」なんですね』。

  • しゅわっち

    デジタル、統計などを使って、現実を切り捨てていることを嘆いている。読んで思ったのは、西洋文化論理で、デジタル思考的な考えで、すべてが説明する方向に日本の影響を受けていることであった。それが悪い方向だと伝えている。私もデジタル思考一辺倒になりかけているような気がした。最近読んだ本でDNAだけでなく、アナログを使い調整をしている本を読んだ。情報の伝達はデジタルが。便利であるが、アナログに深い情報伝達能力があることも加味しなくちゃいけないと思った。本と私が違うのは、両方大切だと思ったことだ。

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