Product Details
ISBN 10 : 4798918288
Content Description
公害経験継承と多様な人々との協働から始まる、「地域の価値」の創造と新しい運動。様々な考え方をもつ市民が葛藤を抱えながらも協働し、学びあうことが「市民的成熟」をもたらす。それによって「公共」が再構築されてゆく。“学び・交流する場所”としての公害資料館はその媒介者となる。
目次 : 1 「みずしま資料交流館」オープン記念講演会の記録(はじめに―「みずしま資料交流館」開設の背景/ 多視点性と成熟―学び・交流する場所の必要性/ 質疑応答とまとめ)/ 2 公害経験の継承と協働のまちづくり―「みずしま資料交流館」は何をめざしているか(大気汚染訴訟から協働のまちづくりへ/ 維持可能な内発的発展と「環境再生のまちづくり」/ 地域再生プランの到達度評価とバージョンアップ/ 多視点性とは何か/ 公害経験の継承を通じた協働の模索/ 「みずしま地域カフェ」の取り組み/ 「困難な過去」に向き合う/ 「みずしま資料交流館」は何をめざしているか)
【著者紹介】
内田樹 : 1950(昭和25)年、東京生まれ。神戸女学院大学名誉教授。武道家、多田塾甲南合気会師範。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞受賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞受賞。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .