Product Details
ISBN 10 : 4622076632
Content Description
哲学に基礎を置いた精神病理学と精神療法の大いなる遺産。心身問題、妄想の現存在分析、精神医学における弁証法的考察などを主題に、代表的論文10編を収録。
目次 : 1 あるテーマが妄想へと独り歩きをすること/ 2 妄想の人間学的・現存在分析的な見方/ 3 コモン・センスの精神病理学への手がかり/ 4 「人間学的均衡」という考えについての基本的なこと/ 5 精神医学的な対話のもつ誘発的要因について/ 6 精神医学における弁証法的な見方はどれほどの射程をもつか/ 7 患者の「苦の重圧」が精神療法と精神病理学にとって意味するもの/ 8 精神医学における身体(ケルパー)と身体(ライプ)/ 9 未来完了パースペクティヴ―患者の人生歴を解明するにあたってのその意味/ 10 精神医学的観点から見た現存在の時熟
【著者紹介】
木村敏 : 1931年生まれ。京都大学名誉教授、河合文化教育研究所主任研究員
生田孝 : 1949年生まれ。1982年、名古屋市立大学医学部精神医学教室に入局。木村敏、清水將之両先生に師事。1991〜92年、ドイツ・マールブルク大学医学部精神医学教室ブランケンブルク教授のもとに留学。現在、聖隷浜松病院精神科部長
小林敏明 : 1948年生まれ。ライプツィヒ大学東アジア研究所日本学科教授
鈴木茂 : 1973年、東北大学医学部卒。2007年より楽メンタルクリニック院長
渡邉俊之 : 1958年生まれ。1988年、名古屋市立大学医学部卒。2009年よりわたなべメンタルクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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